環境保全活動


森林保全活動

川崎重工グループは、東京都(町田市)ではNPO法人自然環境アカデミーと、また、兵庫県(小野市・多可町)ではNPO法人ひょうご森の倶楽部やNPO法人加美林業研究クラブと連携し、森林保全活動に取り組んでいます。さまざまな生物が生息する森林を守るため、従業員とその家族がこの活動に積極的に取り組んでいます。

東京都での活動

2020年度から「東京グリーンシップ・アクション」に参加し、町田市で従業員とその家族による森林保全活動(下刈りなど)を実施しています。

町田市での活動の様子【2025年10月18日】
参加者による集合写真
参加者による集合写真
つるを取り除く作業の様子
つるを取り除く作業の様子

兵庫県での活動

2008年12月から兵庫県の「企業の森づくり事業」に参加し、多可町で活動を行っております。2020年度から活動地に小野市を加え2か所で従業員とその家族が参加し、森林保全活動(除伐・下刈り・植樹)を実施しています。

小野市での活動の様子【2025年4月12日】
参加者による集合写真
参加者による集合写真
植樹の様子
植樹の様子
多可町での活動の様子【2026年4月11日】
参加者による集合写真
参加者による集合写真
下刈り・除伐の様子
下刈り・除伐の様子

Topic

明石高等技能訓練校訓練生が森づくり活動に参加

2026年4月24日、明石工場の訓練生69名が教育プログラムの一環として、小野市での森づくり活動に参加しました。当日は、訓練生が協力しながら下草刈りと常緑樹の除伐作業を中心に行い、森のなかに日差しが届くよう刈込ハサミやのこぎりを使って整備を行いました。また、登山道にある階段補修もあわせて実施しました。
この活動を通じて、生物多様性の保全に向けた里山再生の一歩を実感するとともに、環境保全への意識の向上や、訓練生同士のコミュニケーションの促進を図ることができました。今後も安全に配慮しながら、訓練生による森づくり活動への参加を継続していきます。

参加者による集合写真
参加者による集合写真
除伐の様子
除伐の様子

Topic

「企業の森づくり」推進イベントへの協力

兵庫県が主催する「木のおもちゃで遊ぼう!」イベントで、当社グループの森づくり活動が展示紹介されました。同イベントは兵庫県が、県産木材で作った積木などの玩具に触れることを通じて木の良さを実感できる機会とすることを目的に定期的に開催しているもので、イベントに合わせて、2025年2月にはイオンモール加西北条で、6月にはイオン明石ショッピングセンターで、森づくりへの企業の貢献の事例として、当社の活動実績が紹介されました。
当社は、兵庫県の「県民総参加の森づくり」のコンセプトに賛同しており、「企業の森づくり事業」の普及に関するイベントに積極的に参加しています。

イオンモール加西北条での展示の様子(協力:加東農林振興事務所)
イオンモール加西北条での展示の様子(協力:加東農林振興事務所)


自然共生サイト登録に向けた取り組み

川崎重工グループは、「川崎重工グループ生物多様性方針」のもと、当社グループの事業活動やバリューチェーンが生物多様性へ影響を与えていることを改めて認識するとともに、持続可能な社会の基盤となる自然と共生する社会の実現に向けて生物多様性の維持・回復という社会課題に取り組んでいます。
具体的には、2030年ネイチャーポジティブ実現に向け、事業所の周辺地域に生物多様性保全エリアを設け、自然共生サイト登録に向けた取り組みを進め、生物多様性の維持や回復につながる活動を進めています。

  1. 自然共生サイト:民間の取り組みなどによって生物多様性の保全が図られている区域を国が認定する区域

「Kawasaki 自然共生フィールド(神戸)」での取り組み

自然共生サイト登録に向けた希少種の保全活動

当社グループは、神戸市西区において「Kawasaki 自然共生フィールド(神戸)」を整備し、地域の生物多様性維持活動を行っています。2025年度に行った生物調査では、レッドリストに登録される多くの希少種が生息していることが判明しました。この活動地は、環境省が認定する自然共生サイトへの登録を目指しています。
今後もこの活動地を、周辺地域とも連携した希少種の保護区域として活用を進めると共に、当社グループの従業員を含むステークホルダーが、希少種の保全や生物多様性への理解を深める場としても積極的に活用していきます。

Kawasaki 自然共生フィールド(神戸)
Kawasaki 自然共生フィールド(神戸)
ビオトープで見られる生物
活動地で見られる生物(左からシルビアシジミ、オオキトンボ、カヤネズミ)
ビオトープで見られる希少種
活動地で見られる希少種(左からワレモコウ、ツリガネニンジン、スズサイコ)

事業拠点での取り組み

明石工場の取り組み

ビオトープを活用した希少種の保全と生物多様性に配慮した緑化整備

明石工場では、2023年7月に、明石市レッドリストにおいてAランクに指定されている水草のデンジソウ(田字草)を明石市から譲り受け、敷地内にあるビオトープで保全しています。毎年春から夏にかけて、四葉のクローバーに似た葉の群落が顔を見せてくれています。2025年2月にはデンジソウの保全の状況と、川崎重工のこれまでの生物多様性に配慮した取り組みについて明石市長が視察され、地域との調和に主眼をおいた当社の生物保全活動について感謝の言葉を頂きました。
さらに現在、地域固有の生態系の保全を目指して、市民団体や明石市と協力しながらビオトープのリニューアルを進めています。専門家に指導を受けながら明石市に自生する植物を新たに植栽し、レイアウトには「企業の森づくり」活動で出た伐採木を活用しました。木材の活用は炭素固定の視点からも国が推進する施策であり、本取り組みは「企業の森づくり」活動で出た廃材を工場内で活用する試みとなります。
当社はこれからも地域に根差した環境保全活動を推進していきます。

ビオトープ視察の様子(左:丸谷聡子 明石市長)
ビオトープ視察の様子(左:丸谷聡子 明石市長)
ビオトープで保全しているデンジソウ
ビオトープで保全しているデンジソウ
伐採木を使った柵
伐採木を使った柵

西神工場の取り組み

ビオトープの整備

西神工場では、2023年11月から工場内にビオトープの整備をしています。毎年みかんの木には、アゲハ蝶が産卵、幼虫が成長します。ビオトープ内には睡蓮も咲き、その傍ではミナミメダカが泳いでいます。今後も、ビオトープの整備を続けることで、工場内の生物および生態系の多様性保全に取り組んでまいります。

ビオトープ全景
ビオトープ全景
産卵に来たアゲハ蝶
産卵に来たアゲハ蝶
綺麗に咲いた睡蓮
綺麗に咲いた睡蓮

沖縄支社の取り組み

「チーム美らサンゴ」への参加

2015年度より、沖縄県恩納村でサンゴ苗の植え付けを通じてサンゴ礁の再生を目指す「チーム美らサンゴ」の活動に、多くの当社グループ従業員がボランティアとして参加しています。2024年度は計5回活動を行いました。
なお、「チーム美らサンゴ」の活動は、2015年12月、環境省が主催する「第3回 Good Life Award」の最優秀賞を受賞しています。

植え付けに参加した皆さん
植え付けに参加した皆さん
ダイビングで植え付け作業に挑戦!
ダイビングで植え付け作業に挑戦!

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