外部イニシアティブへの参画
国連グローバル・コンパクト
川崎重工は、国際連合が提唱する国連グローバル・コンパクトに署名し、2020年1月より参加しています。また、日本におけるローカルネットワークであるグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンに加入しています。
国連グローバル・コンパクトは、各企業・各団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに参加する自発的な取り組みです。
国連グローバル・コンパクトに署名する企業・団体は、人権、労働、環境、腐敗防止の4分野に関わる10原則を支持し、事業活動を展開していくことが求められます。
国連グローバル・コンパクトの署名を機に、改めて4分野10原則を一層推進し、持続可能な社会の実現に向けて、これからも活動を続けていきます。
【国連グローバル・コンパクトの10原則】

人権 |
原則1: |
人権擁護の支持と尊重 |
原則2: |
人権侵害への非加担 |
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労働 |
原則3: |
結社の自由と団体交渉権 |
原則4: |
強制労働の排除 |
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原則5: |
児童労働の実効的な廃止 |
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原則6: |
雇用と職業の差別撤廃 |
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環境 |
原則7: |
環境問題の予防的アプローチ |
原則8: |
環境に対する責任のイニシアティブ |
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原則9: |
環境にやさしい技術の開発と普及 |
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腐敗防止 |
原則10: |
強要や贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗防止の取り組み |
SBTi(Science Based Targets Initiative)
当社は、2024年8月に温室効果ガス削減目標について、SBTiより認証を取得しました。
SBTiは、CDP、国連グローバル・コンパクト、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)の4団体が共同で2015年に設立し、科学的根拠に基づく目標設定のベストプラクティスを定義・推進し、企業の目標を独自に評価する国際的イニシアティブです。
認証を受けた目標は、2022年度を基準年とする短期目標(NEAR-TERM)と長期目標(NET-ZERO)の2種類です。これらの目標達成に向けた各種取り組みを進め、バリューチェーン全体でのカーボンニュートラルの早期実現を目指します。

詳細は以下のリンク(英文のみ)からご参照ください。
TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)
当社は、2019年9月にTCFD提言への賛同の署名を行いました。
TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosure:気候関連財務情報開示タスクフォース)は、主要国の中央銀行や金融規制当局などが参加する国際機関である金融安定理事会によって設立されたタスクフォースです。
企業が気候変動のリスク・機会を認識し経営戦略に織り込むことの重要性について、ESG投融資を行う機関投資家・金融機関が重視しており、企業が任意で行う気候変動のリスク・機会の情報開示のあり方について提言しています。
ステークホルダーの皆様へ、「持続可能な社会」の実現へ向けた当社の取り組みをより分かりやすくお伝えするとともに、さらなる情報開示の充実に取り組んでいきます。

詳細は以下のリンク(英文のみ)からご参照ください。
GXリーグ
当社は、2023年より経済産業省が主導するGXリーグに参画しています。
GXリーグは、2050年カーボンニュートラル実現と社会変革を見据えて、グリーントランスフォーメーション(GX)ヘの挑戦を行い、現在および未来社会における持続的な成長実現を目指す企業が同様の取り組みを行う企業や行政、教育機関などと共に協働する場として設置されたものです。
脱炭素社会の実現に向けた水素サプライチェーンの構築、水素発電を中心とした2030年「ゼロエミッション工場」の実現をはじめとする当社の取り組みと、GXリーグの目指すべき方向性が一致しており、2022年4月の「GXリーグ基本構想」への賛同表明、2023年のリーグへの参画に至りました。

当社のGX実現に向けた取り組みの詳細は以下のリンクよりご覧ください。
経団連チャレンジ・ゼロへ賛同
当社は、2021年3月に経団連「チャレンジ・ゼロ」へ賛同しました。
「チャレンジ・ゼロ」(チャレンジネット・ゼロカーボンイノベーション)は、一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)が日本政府と連携し、気候変動の国際枠組み「パリ協定」が長期的なゴールと位置付ける「脱炭素社会」の実現に向け、企業・団体がチャレンジするイノベーションのアクションを、国内外に力強く発信し、後押ししていく新たなイニシアティブです。
当社においては国際液化水素サプライチェーンの構築と、水素発電技術の開発の2つの取り組みを掲載しています。

当社のチャレンジ・ゼロへの取り組みの詳細は以下のリンクよりご覧ください。
法務省「Myじんけん宣言」に賛同
当社は2021年7月に法務省が推進する「Myじんけん宣言」に賛同しました。
「Myじんけん宣言」とは、企業、団体および個人が、人権を尊重する行動をとることを宣言することによって、誰もが人権を尊重し合う社会の実現を目指す取り組みです。
「川崎重工グループ人権方針」に基づき、社内体制を整備するとともに、多様性・機会均等・労働安全衛生の確保、結社の自由・団体交渉権の承認、強制労働・児童労働・差別・ハラスメントの禁止などの人権に関する重要課題に、川崎重工グループは積極的に取り組みを進めていきます。
「Myじんけん宣言」の詳細は以下のリンクよりご覧ください。



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