独立過熱器
独立過熱器は飽和蒸気または低温過熱蒸気を昇温させるための設備です。
メリット・特長
- 1.蒸気を高温化することにより、発電量の向上、プロセス蒸気の用途拡大が可能です。
- 2.ボイラの伝熱管が高温腐食環境に曝される場合に、ボイラから発生させる蒸気は飽和蒸気とし、蒸気の昇温は独立過熱器で担うことにより、ボイラの伝熱管の腐食を抑制することができます。
- 3.当社の豊富な実績に基づいた煙道配置選定(U字フロー/L字フロー)、炉の熱回収方法の選定(蒸気冷却壁/耐火壁)、高効率化(排ガス再循環)により、お客様のニーズに合わせた最適なご提案を行うことができます。
- 4.当社は独立過熱器を含めた、ボイラおよびプラント全体の最適化設計を行うことが可能です。
スペック・用途・適応可能な燃料
- スペック
- 蒸気条件(圧力 /温度 /容量)
-
- 圧力: ~10 MPaG
- 温度: ~541 ℃
- 容量: ~125 t/h
- 用途
- 発電、プロセス蒸気
- 適応可能な燃料
- ガス(天然ガス、バイオガス、高炉ガス、コークス炉ガス)、重油の専焼および混焼
上記は実績に基づく一例であり、お客様のニーズに応じたスペックでの設計が可能ですので、是非ともお問い合わせ下さい。
プロジェクト事例
納入先 | 防府市クリーンセンター (ごみ焼却・バイオガス化複合施設) |
---|---|
通過蒸気量 | 10.9 t/h |
蒸気温度 | 365 → 415℃ |
入口蒸気圧力 | 4.0 MPaG |
用途 | 発電 |
主燃料 | バイオガス |
運転開始年 | 2014年 |
サービス
- メンテナンス、燃料転換、余寿命診断、運転診断などのサービスを提供します。
主な実績
- 日本国内・海外合わせて20件以上の納入実績があります。
お問い合わせ
このページに関する更なる情報をご希望の際は、右のボタンよりお問い合わせください。