ポンプ駆動用ガスタービン（カワサキMDシリーズ）

ガスタービンおよびこれに付帯する機器を共通台板上にセットしたもので、防音パッケージで覆っています。

ポンプ盤とガスタービン制御盤を組み合わせた装置です。

電気式と空気式がありますが、電気式を標準としています。電気式は蓄電池と充電器、空気式は空気槽と空気圧縮機および始動弁ユニットによって構成されています。

ガスタービンパッケージには、排気消音器を用意しています。

490リットル、950リットル、1,950リットルを標準として用意しています。

運転に必要な空気を供給する設備で、給気ファン、給気消音器などで構成しています。

主にガスタービンパッケージ内の放熱空気を屋外へ排風する設備で、換気ファン、換気消音器などで構成しています。

空冷式で冷却水系統が不要のため、凍結事故や断水事故がなく、システム全体の信頼性が向上します。

高速回転で、かつ構成部品点数が少ない原動機であるため、小形・軽量となり、運搬・据付が容易で、設置スペースの低減が図れます。

単独で無負荷長時間の管理運転、および先行待機運転が可能です。また、遠隔制御化によって自動運転が可能です。

NOx、SOx、ばいじんなどの大気汚染物質の排出濃度が低く、排気がきれいです。
また、回転運動機関のため低振動・低騒音であり、耐震性能も優れています。

自社で開発・設計・製造しているので、ガスタービンにブラックボックスがありません。部品供給やアフターサービス体制も迅速で安心です。

構造の簡単な単筒缶形燃焼器を採用し、二重噴射ノズルによる連続燃焼方式のため、着火ミスがなく、優れた始動信頼性が得られます。

発電設備も含め、累計10,000台以上の実績を重ねています。

構造が簡単で、部品点数が少ないため、日常のわずかな点検で機能を維持できます。