軽量かつ高強度な車体をつくる

鉄道車両の骨格となる構体は、軽量かつ高強度であることが要求されます。また、鉄道車両が万一衝突した場合に、その衝突エネルギーを吸収し、乗務員や乗客などへの衝撃を緩和する必要があります。

車両構体技術

レーザ溶接構体

車両構体の材料としては、用途に合わせて、主にアルミニウムとステンレスが使われています。
例えば、ステンレスを使用した構体では、その製造時に、車体外板に圧痕が目立つ「抵抗スポット溶接」の代わりに、「レーザ溶接」によるステンレス構体製造技術を確立しています。

衝突解析技術

衝突解析例

当社オリジナルの海外対応新型高速鉄道車両「efSET®」では、衝突解析技術により、先頭部分での衝突エネルギー吸収、および中間車両での衝突エネルギー吸収のバランスを最適化し、海外における安全規格を満足する高い耐衝突性を実現しています。