作動油を自在に操る

油圧ポンプから送り出される作動油は、油圧シリンダや油圧モータなどのアクチュエータに導かれ、推進力や回転力に変換され仕事をします。作動油が導かれる流路の途中には、発生する圧力を制御する圧力制御弁、各アクチュエータに供給される流量を制御する流量制御弁、作動油の分配を制御する方向制御弁など、各種の油圧バルブが配置されています。そこで、アクチュエータを滑らかに、かつ、自由自在に制御するためには、油圧バルブ自体の性能向上だけではなく、バルブ間相互の関係を考慮した油圧回路全体の設計が重要になります。
例えば、油圧ショベルの操作性を左右する非常に重要なマルチコントロール弁の設計では、その性能と操作性向上を目指し、数値流体力学(CFD)による流れ解析やその他のシミュレーションソフトによる各種応答解析などが駆使されています。
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