自由な断面形状で掘削する

アポロカッター(縦7.44m×横10.64m)

シールド掘進機では、これまで大口径化や、トンネルのセグメント自動組立などの技術開発が行われてきましたが、最近のトンネル断面は、単なる円形でなく、トンネルの用途に合わせて、理想的な最小の断面形状であることが求められています。トンネル断面を小さくすると、掘削体積を削減するだけでなく、下水管や杭等の地中障害物との離隔を確保することにも有利となります。
「アポロカッター工法」(All Potential Rotary Cutter:あらゆる可能性を秘めた回転式カッター)は、理想の自由断面を掘削できる画期的技術として開発されました。