石油タンカー

川崎重工は、神戸工場、大型化が進んでからは主に坂出工場で石油タンカーの建造実績を積んで来ましたが、現在は神戸、坂出、中国のNACKS、DACKSの4工場の分担においてNACKS、DACKSが石油タンカーの建造を担っており、21世紀初頭より数多くのVLCCを引き渡しています。


KISOGAWA
(第8026番船/NACKS第NE237番船)

全長 約339.50m
60.00m
深さ 21.00m
載貨重量トン数 312,020トン
竣工 2017年11月15日

NACKSで建造。
従来型の球状船首を無くし喫水線における船長を長くした船首形状を新開発し採用。これにより航走時の船首波による造波抵抗を大幅に減少させ推進性能を向上。
低回転超ロングストローク主機関と高効率の大直径プロペラの採用で低燃費を達成。


TAKAHASHI
(第1585番船/NACKS第NE044番船)

全長 約330.00m
60.00m
深さ 29.00m
載貨重量トン数 314,020トン
竣工 2007年5月28日

NACKSで建造。
マラッカ海峡を通航でき日本の主要バースに入港できる最大級の積載能力を有するよう設計された。