汚泥処理設備
気流乾燥設備
-直接加熱乾燥方式のなかでも乾燥速度が速く、熱効率の高い省エネルギーシステム-
△気流乾燥機(構造図)
特長
- 中心機器である気流乾燥機(解砕機)は、回転・固定ケージによって塊状汚泥を解砕し、表面積を増大させながら直接熱風と接触して瞬時に乾燥します。
- 熱効率が高くコンパクトな装置となります。
- 気流乾燥管を通過しサイクロンで捕集された乾燥汚泥は粉粒状であるため、ハンドリングが容易です。
- 乾燥製品の水分調整が容易です。
汚泥加温・乾燥システム(KADDIS)
-嫌気性消化槽を利用した、補助燃料を必要としない汚泥乾燥システム-
特長
- 加温塔内にて消化槽投入前の濃縮汚泥と乾燥排ガスを直接接触させ、乾燥排ガスの水蒸気凝縮熱を用いて汚泥加温するため、消化槽加温用ボイラが不要となります。
- 加温塔での好気性熱処理効果により消化率が向上します。
- 連続加温となるため、消化ガスの貯留が不要となります。
- 自動化により無人運転が可能となります。
下水汚泥炭化設備
-下水汚泥の有効利用を容易にした処理方式-
高カロリーの「燃料炭化製品」から、吸着性能に優れた「活性炭化製品」まで、独自の技術で幅広い有効利用が可能です。 顆粒状の乾燥汚泥を低酸素雰囲気下で熱分解させることによって、炭化製品を製造することが出来ます。
特長
- 確実性:スクリューによる強制搬送方式のため、汚泥の滞留時間を調整しやすく、品質を一定にすることが容易です。
- 安全性:活性炭化製品は高温度域にて処理が施されているため、発火点の極めて高い安全な製品が得られます。
- 低燃費:炭化炉と脱臭炉が一体型のため、炉内温度を高温に保つ必要があるにも関わらず助燃料を抑えることができます。
- 低公害:排ガスを再循環するシステムのため、大気中へ放出されるガス量が少なく、高温燃焼により、ダイオキシン類やN2Oなどの発生を抑えることができます。
有効利用先一例
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