Kawasaki Hydrogen Road

水素社会の未来を切り拓く

Kawasaki Vision for the Future

現在、私たちの暮らしは、エネルギー資源の大部分を石油や天然ガスといった化石燃料に依存しています。
しかしそのことは、地球温暖化という深刻な環境問題を引き起こすとともに、常に資源枯渇のリスクをはらんでいます。
安定的にエネルギーを確保すること。同時に、地球環境へ配慮すること。
このふたつの課題を解決する答えが、「水素エネルギー」です。

水素エネルギーがもたらす新しい未来を、世界中の人々へ。
Kawasakiグループの総合力を結集した取り組みは、すでにはじまっています。

ニュース

国際水素展示会「WORLD HYDROGEN 2024 SUMMIT & EXHIBITION」出展のお知らせ
1.8MW級 水素ガスタービン「PUC17MMX」がConnecting Green Hydrogen MENA 2024 でHydrogen Technology of the Year 2024を受賞
川崎重工とシンビオが「燃料電池システムの共同開発に関する覚書」を締結(PDF:553.0KB)
第21回 スマートエネルギーWeek【春】/H2&FC EXPO『水素・燃料電池展』に出展
ベルギーでガスタービンコージェネレーションシステムの水素混焼改造工事を完了、営業運転を開始
過去記事
コージェネ大賞2023 技術開発部門「理事長賞」を受賞
サステナブル・ブランド国際会議2024 東京・丸の内に参加
水素流通を見える化し、水素取引を支援する『水素プラットフォーム』の実証試験を開始
1.8MW級 水素ガスタービン「PUC17MMX」が日刊工業新聞社 十大新製品賞 増田賞を受賞
液化水素サプライチェーンに関する FEED 業務について川崎重工業とエンジニアリング会社3社が協定書を締結
液化水素貯蔵タンクの優れた断熱性能を証明
SDGs Week EXPO 2023『エコプロ2023』に出展
国際液化水素サプライチェーンの構築に向け、INPEX が JSE に資本参加
水素燃料船の実証運航に向けて基本設計承認(AiP)を取得
川崎重工とレゾナックが「川崎地区での水素発電事業開発にかかる協業の覚書」を締結
トラウデン直美さんと水素について楽しく学ぶ「カワサキ水素大学4限目 水素で挑む仲間篇」公開
カーボンニュートラルの早期実現に向け川崎重⼯と川崎市が連携協定を締結
国際液化水素サプライチェーンの構築に向け、邦船3社が JSE Ocean に資本参加
「H2&FC EXPO[秋]2023~第20回[国際]水素・燃料電池展[秋]~」に出展
大型液化水素運搬船用貨物タンクの技術開発を完了
国際液化水素サプライチェーンにおけるCO2排出量の『見える化』に向け第三者認証機関のDNVと覚書を締結
水素小型モビリティ・エンジン技術研究組合(HySE)の設立認可を取得
-脱炭素社会の実現に向け、水素小型エンジンの開発と普及に向けた研究活動を開始-
第31回地球環境大賞奨励賞を受賞
ADNOC社との液化水素サプライチェーン構築に向けた戦略的協業契約の締結について
FC EXPO『水素・燃料電池展』に出展
水素ステーション用の省エネ型水素圧縮機を販売開始
液化水素サプライチェーンの商用化実証の出荷と受け入れ地について
~2030 年 30 円/Nm3(船上引き渡しコスト)を達成する海上輸送技術の確立~
米国で水素によるカーボンニュートラルを目指す民間団体「日本水素フォーラム」に参画
ベルギーの石油化学会社からガスタービンの水素混焼改造工事を受注
液化水素サプライチェーンの構築に向けた海上輸送等に関する協業の覚書締結
世界初 水素焚き二元燃料エンジンの基本設計承認を取得
ドイツ ガス産業協会から「イノベーション賞」受賞
カワサキ初の電動およびハイブリッドモーターサイクルを出展(カワサキモータース)
~カーボンニュートラル実現に向けた方針を発表~
「カワる、サキへ。」ショートムービー『カワサキ水素大学篇』公開
~ムービーと連動したテレビCMも放送開始~
東日本旅客鉄道から「HYBARI」の開発に関する感謝状を受領
ドライ方式水素ガスタービンで、窒素酸化物の大幅削減と水素・天然ガス 混合燃料を用いた実証運転に成功 ―ドライ方式水素ガスタービンの社会実装促進に貢献― (PDF:556.2 KB)
モーターサイクル用水素燃料直噴エンジンを搭載した 研究用オフロード四輪車のデモンストレーション走行を実施
30MW級ガスタービンに搭載する水素30%混焼DLE燃焼器を販売開始
液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」が「シップ・オブ・ザ・イヤー2021」を受賞
水素発電にオーストラリアから輸送した水素を使用~水素を「つくる」「はこぶ」「ためる」「つかう」がひとつなぎの道になる~ (PDF:584.6 KB)
世界初 舶用水素ボイラの基本設計を完了
160,000m3型 液化水素運搬船の基本設計承認を取得
エアバスと川崎重工、日本における水素の利用促進調査で協力
世界初、褐炭から製造した水素を液化水素運搬船で海上輸送・荷役する実証試験の完遂式典を開催 (PDF:1.1 MB)
液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」が日刊工業新聞社主催・日本産業技術大賞で内閣総理大臣賞を受賞
第19回ステンレス協会賞で液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」が優秀賞を受賞
豪州褐炭由来液化水素を積載した「すいそ ふろんてぃあ」が神戸に帰港(HySTRA)
世界初の液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」が豪州ビクトリア州に到着(PDF:611.6 KB)
液化コスト低減を目指した水素液化機の大型化・高効率化開発を開始
世界初、液化水素の大量かつ長距離海上輸送実証試験を開始~「すいそ ふろんてぃあ」が豪州へ向けて出港~ (HySTRA)
30MW級ガスタービンでは世界初となる、水素燃料100%の発電実証の実現に向けた協議を開始 (PDF:659.9 KB)
グループビジョン2030進捗報告会資料
液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」が日本海事協会から船級を取得
川崎重工、SUBARU、トヨタ、マツダ、ヤマハ発動機、カーボンニュートラル実現に向け、 燃料を「つくる」「はこぶ」「つかう」選択肢を広げる取り組みに挑戦 ー電動化への取り組みに加え、内燃機関活用のさらなる広がりへー
「水素航空機向けコア技術開発」がNEDOグリーンイノベーション基金事業に採択
「舶用水素エンジンおよび MHFS の開発」が NEDO グリーンイノベーション基金事業に採択 ~ゼロエミッション船の実現に向け前進~
鈴鹿スーパー耐久で、水素エンジンカローラに豪州からの水素を提供 ― はこぶ(供給側)とつかう(需要側)の連携 ―
日豪間での大規模なグリーン液化水素サプライチェーン構築に向けた事業化調査の実施 (PDF:900.8 KB)
「液化水素サプライチェーンの商用化実証」がNEDOグリーンイノベーション基金事業で採択 (PDF:1.0 MB)
水素発電の地域実装に向けた技術開発と社会実装モデルに関する調査を開始 (PDF:728.7 KB)
「神戸・関西圏水素利活用協議会 協議会レポート」を作成
シンガポールKeppelグループデータセンター向け液化水素供給インフラ開発の共同検討に関する覚書を締結 (PDF:277.1 KB)
世界最大容積の大型液化水素運搬船用貨物格納設備を開発~日本海事協会より設計基本承認を取得~
舶⽤⽔素燃料エンジンの共同開発に合意
ドライ式低NOx水素専焼小型貫流ボイラを新発売(川重冷熱工業)
世界初の水素サプライチェーン構築実証試験における 豪州サイトの運転開始に伴う設備公開を実施
世界最大級の「11,200m³球形液化水素貯蔵タンク」の基本設計を完了
世界初の液化水素荷役実証ターミナル「Hy touch 神戸」を納入
世界初、ドライ低NOx水素専焼ガスタービンの技術実証試験に成功 ~水素社会の実現に向けて水素発電の性能を向上~
国内メーカー製初の「水素液化機」を販売開始
世界初の液化水素運搬船向け「海上輸送用液化水素タンク」の搭載が完了
世界初、液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」が進水
世界初の液化水素用船陸間移送ローディングアームを開発
日経ビジネス広告「総集」篇を掲載しました
世界初、市街地で水素 100%による熱電供給を達成
水素サプライチェーン(日豪間)構築の実証事業に着手

クリーンでありながら、パワフル。
究極のエネルギー、水素。

さまざまな物質から取り出すことができ、 燃焼時にCO2
出さないクリーンエネルギー、水素。
この水素をエネルギーとして活用するためのインフラの
整備が世界中で始まろうとしています。

水素を「つくる」・「はこぶ・ためる」・「つかう」。
それぞれのプロセスに私たちの技術は高い親和性を有しています。
Kawasakiの技術が、水素の生産地と消費地を結び、
そこにHydrogen Roadという新しい道が生まれます。

つくる・はこぶ、ためる・つかう・

Hydrogen Road

水素をつくる

水素をつくる Production

再生可能
エネルギー
から つくる

自然は人がコントロールする事はできません。再生可能エネルギー発電が広まるにつれ、安定的な電力供給が問題となってきます。その時余った電力を水素という形で蓄え、必要な人が必要な時に利用できるようになります。

再生可能エネルギーからつくる 再生可能エネルギーからつくる
水素をはこぶ・ためる

水素を
はこぶ・ためる Transportation & Storage

大量輸送のカギを握るのは、
液化水素。

水素は、マイナス253度で体積が800分の1に減少します
Kawasakiの選択、液化水素。
私たちの極低温技術が、水素の大量輸送を可能に。

水素は、マイナス253℃の極低温にすることで、
気体(GH2)から液体(LH2)に変わり、体積が800分の1に減少します。
体積を減らすことは、貯蔵・運搬の効率を飛躍的に向上させ、より多くの水素の流通を可能にします。
液化水素による水素の輸送は、数ある方法の中で極めて効率が良く、既に実用化された技術です。
そこには、長年、LNG(液化天然ガス:マイナス162℃)の運搬船、貯槽、受入基地や、
極低温の液化水素の貯槽を世に送り出してきたKawasakiの実績が活かされています。

-253℃の極低温を実現

産業用では初となる純国産独自技術の水素液化システムを開発しました。

開発した水素液化システムは、播磨工場内の水素技術実証センターに設置され、1日あたり約5トンの水素を液化する能力を有しています。Kawasakiが保有する極低温物質のハンドリング技術や高速回転機械の開発で培ったタービン技術が活かされています。

  

ANSWERS 液化水素システムについて

はこぶ
海上輸送

日本で初めてのLNG運搬船を建造したKawasaki
世界初の液化水素運搬船を世界へ

水素を次世代エネルギーとして活用するためには、大量の水素を、効率よく、安全に輸送する技術が求められます。1981年に日本で初めてLNG運搬船を建造したKawasakiは、海上輸送における極低温技術をリードして来ました。長年培ってきた造船技術と極低温技術の粋を結集し、世界初の液化水素運搬船の開発に取り組んでいます。

LNG運搬船

マイナス162℃、LNG運搬船。
Kawasakiが世界に誇る約40年の実績。

LNG運搬船
小型液化水素運搬船内部
小型液化水素運搬船
小型液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」

日本初のLNG運搬船建造から40年以上を経て、世界初の液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」を開発しました。LNG運搬船および液化水素陸上輸送・貯蔵の技術を基に、国際海事機関(IMO)の暫定勧告として承認された安全要求条件に則って設計・建造が行われました。
LNGより100℃近く低温のため、気化しやすい液化水素。多くの技術実証試験をクリアし、豪州で製造された液化水素を日本へと長距離輸送する技術の実証に取り組み、2022年に日豪実証航行に成功しています。

大型液化水素運搬船

水素を本格的に利用する社会が実現したとき、海外で安価に製造した水素を大量に日本に運んでくる必要があります。究極のクリーンエネルギー、水素。石炭や石油、天然ガスをエネルギーとするように、水素を当たり前に利用する社会が実現したとき、その流通を支えているのは、Kawasakiが開発した大型液化水素運搬船です。

はこぶ
陸上輸送

液化水素輸送コンテナ
液化水素輸送コンテナ

液化水素の陸上輸送を可能にする
液化水素輸送コンテナ

水素エネルギーの需要が高まるにつれ、消費地まで大量の液化水素を陸上輸送する手段が求められます。LNG貯蔵タンクの開発を通じて培ったKawasakiの断熱技術が、マイナス253℃という液化水素の陸上輸送を可能にします。

複合容器搭載圧縮水素トレーラ
複合容器搭載圧縮水素トレーラ

多様な輸送形態のニーズに応えて開発された圧縮水素トレーラ

燃料電池自動車の市場本格導入により、各地で水素ステーションの整備が進められています。Kawasakiは、国内の水素製造設備で製造した水素をオフサイト型水素ステーションに輸送・留置貯蔵・供給するための日本初となる複合容器を搭載した圧縮水素トレーラを開発しました。

ためる

ロケット燃料をささえるKawasakiの技術
30年以上にわたる私たちの実績がそこにあります

Kawasakiは、JAXA種子島宇宙センターのロケット射点設備に設置された液化水素貯蔵タンク、さらに陸上輸送用の液化水素輸送コンテナの開発を通して、マイナス253℃という極低温の液化水素を安全に輸送・貯蔵する技術を培ってきました。水素を利用する場面で、確実な実績を積み重ねているKawasakiの技術が、水素エネルギーのネットワークを広げます。

液化水素貯蔵タンク
液化水素貯蔵タンク

高度な断熱技術でボイルオフガスを抑制、国内最大の液化水素貯蔵タンク

液化水素貯蔵タンクでは、太陽などの外部からの熱の影響で収められた液体が常時気化しています。「ボイルオフガス」と呼ばれるこのガスの発生を極力抑える技術が、液化水素の長期保存には欠かせないものとなります。マイナス253℃という極低温の液化水素に対し、KawasakiはLNG貯蔵タンクよりもさらに高度な断熱技術を開発することで、ボイルオフガスを可能なかぎり抑制する高性能な液化水素貯蔵タンクを実現。JAXA種子島宇宙センターで30年以上にわたる実績を積み重ねています。

THE STORIES 液化水素タンクについて
基地+船合成
神戸液化水素荷役実証ターミナル「Hy touch 神戸」

兵庫県 神戸空港島にて、-253℃の液化水素をそのまま移送する「ローディングアームシステム」や「液化水素貯蔵タンク」などの設備を建造し、技術実証試験を行っています。
世界初の、国際水素サプライチェーン構築にむけた実証に取り組んでいます。

液化水素タンク
水素をつかう

水素をつかう Utilization

水素エネルギーが普及する、
未来の社会が見えてきました

水素エネルギーが本格的に利用され始めると、社会にも大きな変化が生まれます。走行時にCO2を発生しない燃料電池自動車が普及し、移動から発電まで高効率でクリーンな水素がその動力源となります。エネルギー効率を向上させながら、環境にも優しい社会を実現すること。夢のエネルギーが、サステナブルな未来の姿を描きだします。

水素ガスタービン
水素ガスタービン発電装置
水素ガスタービン技術

水素エネルギー有効利用の一つが水素ガスタービンによる発電です。Kawasakiは独自の燃焼方式で水素と天然ガスの混合燃焼、さらに水素100%燃焼(専焼)を実現させ、ガスタービン本体は天然ガス用のままで水素の燃焼特性にも対応可能なタービンの開発に成功。そして、市街地において水素専焼ガスタービン発電によって近隣施設へ電気と熱を同時に供給できることを実証しました。世界初の取組です。

水素CGS※1活用
スマートコミュニティ技術開発事業
神戸ポートアイランド

水素ガスタービンによるコージェネレーションシステムを活用した実証事業。
水素と天然ガスを燃料とする1MW級ガスタービンを核としたコージェネレーションシステムを、旧港島クリーンセンター跡地に建設しました。

NEDO※2の課題設定型産業技術開発費助成事業(2015〜2018年度)として、大林組や神戸市、関西の有力企業と共同で実施しました。水素による電気と熱の供給を実際の市街地で行うという世界初の取り組みです。

  • ※1 CGS
    Co-Generation Systemの略
    電気と熱を供給するシステムの総称
  • ※2 NEDO
    国立研究開発法人新エネルギー・
    産業技術総合開発機構
  • NEDO
水素焚きガスタービン発電装置

ウェット型燃焼器
水素専焼・混焼用バーナー

相反する要素を、いかにうまく組み合わせるか

通常のガスタービンと水素ガスタービンの違いは、燃焼器という部分にあります。
水素専用設計にするのではなく、部分的に改修することで、天然ガスや水素、混ぜた混合燃料も使えるようにしています。しかしそこには、燃焼の安定性とNOxの低減を同時に実現するなど、相反する技術が求められています。

身近な生活の中で、
水素のある社会がすぐそこまで

この実証事業では、水素を使って発電し、その電気と熱を近隣の公共施設に供給します。このような取り組みは市街地においては世界初の試みとなります。身近な生活の中で、水素のある社会がもうすぐそこまでやって来ています。

ドライ低NOx水素燃焼技術

NEDO

水素利用等先導研究開発事業
大規模水素利用技術の研究開発

水素ガスタービン
燃焼技術の研究開発
7倍の燃焼速度と高温燃焼。そして生まれた新技術。

水素は天然ガスの7倍の速さで燃えて、しかも燃焼温度が高くなる特性があります。技術的には、燃料ノズルの焼損、不安定な燃焼、大気汚染物質であるNOx発生の増大などの課題を克服しなければなりません。こうした水素の特性に対応した燃焼器の開発には、高い技術力が求められるということです。

たとえば、高温の炎から保護するために、水素燃焼の特性に合わせて最適化した燃料ノズルを開発しました。また、高温になればなるほどNOxが発生しやすくなるという問題については、燃焼温度を下げるために水を噴射するという技術もありますが、水を噴射すると少しだけ燃費が悪くなります。これをクリアするために生まれたのが、『ドライ低NOx水素燃焼技術』という全く新しい考え方です。

Kawasakiは2020年にこのドライ方式燃焼器による水素100%燃焼(専焼)の実証に成功しました。その後、マイクロミックスバーナーにさらなる改良を加えるとともにKawasakiの独自技術である追いだきバーナーを併用することでNOx排出量を大気汚染防止法の規制値の半分まで抑えることに成功しました。

また、このドライ方式燃焼器は天然ガスとの混焼運転も可能なことから水素エネルギーをつかった社会の実現に大きく近づいたことになります。

ドライ方式燃焼器

<ドライ方式燃焼器>
直径1mmにも満たない多数の小さな孔から燃料を小分けにして噴射し、「マイクロな炎」で燃焼させる新しく開発した燃焼器です。この技術をさらに発展させ、一層のNOx低減と天然ガスとの混焼を実現することで、環境性能や利便性の向上を図っています。

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