明石市より「明石市新ごみ処理施設整備・運営事業」を受注
2026年07月09日
川崎重工は、明石市より「明石市新ごみ処理施設整備・運営事業(以下、本事業)」を受注しました。DBO方式〔Design(設計)、Build(建設)、Operate(運営)〕にて発注され、設計・施工業務(5年間)、運営業務(20年間)を行います。本事業では、ごみ焼却施設と資源リサイクル施設を既存ごみ処理施設の隣接地に建設し、2031年4月に供用予定です。
【新ごみ焼却施設の主な特長】
| ・ | 安定したごみ処理と発電の高効率化
当社独自の改良型自動燃焼制御「Smart-ACC®※1」を搭載した並行流焼却炉に、AIによる運転支援システムや高温高圧ボイラおよび抽気復水式蒸気タービンを組み合わせることで、ごみ処理の安定化と発電効率の向上を実現 |
| ・ | 余剰電力の利活用によるエネルギーの地産地消推進
一般家庭の年間使用量約11,800軒分に相当する余剰電力を生み出し、自営線と自己託送により市の公共施設へ供給予定 |
| ・ | 運転支援・遠隔監視システム「KEEPER※2」導入による運営の効率化
ごみ焼却施設から離れたサポートセンターにおいて、ベテラン技術者による運転状況の監視および支援を実施 |
【資源リサイクル施設の主な特長】
| ・ | AI搭載のロボットシステム「K-Repros®※3」導入による運営の効率化
AIにより自動でびんを色識別し、人と同じ空間で作業ができる協働ロボットと、高速で選別ができるパラレルピッキングロボットを併用して回収することで、作業員の負荷軽減、人的リソースの有効活用、安全衛生面での労働環境改善などに貢献 |
| ・ | AIによるX線画像解析を活用したリチウムイオン電池検出による火災予防
リチウムイオン電池が原因の火災を防止し、ごみ処理の安全性を向上 |
本事業では、自然環境ならびに周辺地域との調和・共生に配慮し、市民の皆様が安全・安心して暮らせるよう、長期間にわたって安定稼働できる施設を目指し、明石市が掲げる以下の4つの理念・基本方針を当社グループにて実現していきます。
【施設整備の理念・基本方針】
① 環境保全に配慮し地球温暖化対策に貢献する施設
② 安全・安心・安定的な処理が確保できる施設
③ 災害廃棄物処理への対応ができる施設
④ 経済性・効率性に優れた施設
なお、本事業の設計・建設業務は、当社と村本建設株式会社の共同企業体が行い、運営業務は、当社、カワサキグリーンテック株式会社、株式会社TMCが出資する特別目的会社「グリーンパーク明石株式会社」が行います。
当社は、ストーカ式焼却炉をはじめとした各種廃棄物処理技術を有しており、国内で半世紀以上にわたり多くの一般廃棄物処理施設を手掛けてきました。今後も積極的な技術開発と販売活動に取り組むことで、サーキュラーエコノミーを推進するとともに、カーボンニュートラル社会の実現に貢献します。
■ 事業の概要
| 事業名: | 明石市新ごみ処理施設整備・運営事業 |
| 発注者: | 兵庫県明石市 |
| 契約金額: | 663億6,421万円(消費税込み) |
【建設事業】
| 受注者: | 川重・村本特定建設工事共同企業体 |
| 建設場所: | 兵庫県明石市大久保町松陰1131番地ほか |
| 設備概要: | 焼却施設
ストーカ式焼却炉 276t/日(138t/24h × 2炉) 蒸気タービン発電機 7,870kW×1基 資源リサイクル施設 破砕系25t/5h 資源系-缶・びん・ペットボトル16t/5h、資源系-プラスチック類14t/5h |
| 完工予定日: | 2031年7月31日(施設の供用開始は2031年4月の予定) |
【運営事業】
| 受注者: | グリーンパーク明石株式会社
〔構成企業 : 川崎重工業・カワサキグリーンテック・TMC〕 |
| 運営期間: | 2031年4月1日~2051年3月31日(20年間) |
- ※1並行流焼却炉、「Smart-ACC®」、AI運転支援システム
https://www.khi.co.jp/industrial_equipment/environment_recycling/waste/heat.html - ※2遠隔監視・支援システム「KEEPER」
https://www.khi.co.jp/industrial_equipment/environment_recycling/waste_er/keeper.html - ※3AI搭載 資源ごみ選別作業支援システム「K-Repros®」
https://www.khi.co.jp/industrial_equipment/environment_recycling/waste/rdf.html





