東京二十三区清掃一部事務組合より「世田谷清掃工場建替工事」を受注

2026年07月03日

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入札時の提案図

川崎重工は、東京二十三区清掃一部事務組合より「世田谷清掃工場建替工事(以下、本事業)」を受注しました。DB方式〔Design(設計)、Build(建設)〕で発注され、世田谷清掃工場の設計・施工業務を行います。

本事業は、将来にわたり安定的なごみの全量処理体制を確保することを目的として、既存工場の解体工事を含む新工場の建設工事を実施するものであり、完成は203312月を予定しています。建替後の処理能力は、既存工場の300t/(150t/24h×2)から、600t/日(300t/24h×2炉)へ向上します。

【新工場の主な特長】

改良型自動燃焼制御「Smart-ACC®※1」を搭載した当社独自の並行流焼却炉による環境負荷の低減
水冷火格子の導入等による、施設のライフサイクルコストの低減
ごみの処理過程で発生する熱エネルギーを効率よく回収し、高効率な発電を実現
近隣の区立施設に熱供給を行うことで、熱エネルギーを有効利用
施設の象徴的な煙突は、既存の外筒を活用することで、ランドマークとして地域住民に長く愛されてきたデザインを継承

本事業は、循環型社会の推進と脱炭素社会の実現に向けて取り組んでいくと共に、自然環境や社会環境との調和、周辺地域との共生ができるような配慮を行いつつ、区民の皆様が安全に安心して暮らせるよう、長期間にわたって安定稼働ができる施設を目指します。
また、同組合が掲げる基本コンセプト及び4つの基本方針を、本事業を通じて当社グループにて実現していきます。

【基本コンセプト】

環境にやさしく信頼される清掃工場

4つの基本方針】

① 環境に配慮した施設

② エネルギーを有効利用する施設

③ 区民の生活を守る施設

④ 区民に親しまれる施設

なお、本事業の設計・施工業務は、当社及び大成建設株式会社からなる「川重・大成特定建設工事共同企業体」が行います。

当社は、ストーカ式焼却炉をはじめとした各種廃棄物処理技術を有しており、国内で半世紀以上にわたり多くの一般廃棄物処理施設を手掛けてきました。今後も多様化する環境問題やニーズに応えるため、積極的な技術開発と販売活動に取り組んでいきます。

1:ごみ焼却施設を従来に比べてより高効率で安定した発電施設として機能させるための当社独自の高度燃焼制御技術

https://www.khi.co.jp/industrial_equipment/environment_recycling/waste/heat.html

■事業の概要

事業名   世田谷清掃工場建替工事
発注者 東京二十三区清掃一部事務組合
契約金額 697億4,000万円(消費税込み)

【建設事業】

受注者 川重・大成特定建設工事共同企業体
建設場所 東京都世田谷区大蔵1丁目11
設備概要 エネルギー回収型廃棄物処理施設
ストーカ式焼却炉 600t/(300/24h × 2炉)
抽気復水タービン発電機 20,000kW×1基
完工予定日 2033年12

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