ポジティブ・インパクト評価フレームワークを活用した融資契約締結について

2023年10月31日

川崎重工は、サステナブルファイナンスの取り組みとして、以下4社とポジティブ・インパクト・ファイナンス(資金使途を特定しない事業会社向け投融資タイプ)の融資契約を締結しました。今回の融資契約で、202212月に三井住友信託銀行株式会社から提供を受けた「ポジティブ・インパクト評価フレームワーク」(以下、本フレームワーク)を活用する契約は、通算で7件となりました。

■本フレームワークを活用し融資契約を締結した金融機関

2023年10 株式会社岩手銀行
2023年10 株式会社百五銀行
2023年10 株式会社百十四銀行
2023年10 明治安田生命保険相互会社
(五十音順)

本フレームワークは、貸付人・借入人双方の負担を軽減し、会社のポリシーと統一的かつ整合的なサステナブルファイナンスを実現するものです。当社はこの取り組みを通じ、当社だけではなく日本全体でのサステナブルファイナンスの拡大発展に大きく寄与していきます。

当社は、202211月に策定した事前取得型サステナビリティ・リンク・ローンフレームワークとあわせ、今後も本フレームワークを活用することで、2030年に目指す将来像を示した「グループビジョン2030」で掲げている「2030年度に長期借入金に占めるサステナブルファイナンスの割合を50%、2050年度には100%」の実現を目指し、サステナビリティ経営の取り組みを加速させるとともに、ステークホルダーとのエンゲージメント強化に努め、SDGsの達成と持続可能な社会の実現に貢献していきます。

※国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)が提唱するポジティブ・インパクト原則に則した融資。企業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクト(ポジティブおよびネガティブな影響)を銀行が包括的に分析・評価し、当該活動の継続的な支援を目的とする。企業の活動、製品、サービスによるSDGs達成への貢献度合いを評価指標として活用し、その過程を情報開示することが最大の特長。

【参考リンク】

「ポジティブ・インパクト評価フレームワーク」について

https://www.smtb.jp/-/media/tb/about/corporate/release/pdf/221117.pdf

当社のポジティブ・インパクト・ファイナンスについて

https://www.khi.co.jp/ir/finance/pif.html

当社のサステナブルファイナンスについて

https://www.khi.co.jp/ir/finance/

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