経済産業省による「多角的なルール形成の取組が高く評価された企業」に選出
2025年06月10日
川崎重工は、経済産業省の「社会課題解決型の企業活動に関する意識調査」において、「多角的なルール形成に積極的に取り組む企業」として選出されました。本調査での選出は、2年連続となります。
経済産業省では、ルール形成を通じて新たな市場を創出する力を「市場形成力」と定義しています。企業がルール形成に取り組み、新しい市場を創出するといった「ルール形成型の市場創出」を後押しするため、それを可視化する「市場形成力指標」を開発し、「社会課題解決型の企業活動に関する意識調査」を実施しています。2024年度は、従来3つの類型(政策形成や規制デザインのリード、標準化によるイノベーション連携の促進、業界コンセンサス形成による新たな「モノサシ」開発)ごとに評価していた成功パターンを組み合わせた「総合スコア」による評価を新たに取り入れています。その新たな「市場形成力指標」に基づいた調査の結果、当社が多角的なルール形成活動の取組で「総合スコア」が高いと評価された企業8社中の1社として選定されました。
当社は、2030年に目指す姿として定めたグループビジョン2030「つぎの社会へ、信頼のこたえを~Trustworthy Solutions for the Future~」において、カーボンニュートラル達成に向けた水素社会の実現を含む「エネルギー・環境ソリューション」に加え、「安全安心リモート社会」・「近未来モビリティ」を注力するフィールドとして位置付けています。今後も、これら注力分野における社会課題の解決に貢献するとともに、課題解決が市場価値として評価されるための仕組みづくり(ルール形成)に取り組んでまいります。
関連リンク:
2025年5月29日(経済産業省ニュースリリース)
「多角的なルール形成活動に積極的に取り組む企業を公表します」
2024年5月16日(当社ニュースリリース)
経済産業省による「市場形成力指標が高い企業」に選出