経済産業省による「市場形成力指標が高い企業」に選出

2024年05月16日

川崎重工は、経済産業省による「社会課題解決型の企業活動に関する意識調査」において、「市場形成力指標が高い企業」として選出されました。

経済産業省は、カーボンニュートラルなどの社会課題解決を新しいビジネス創出の機会と捉え、規制、標準、業界基準等のルールを自らリード・形成し、市場を創出する力を「市場形成力」と定義しています。また、これを可視化する「市場形成力指標」を開発し、ルール形成に取り組む企業の現状把握を目的に、市場形成力指標Ver2.0(企業版)に基づく調査を実施しました。
2021年度から2023年度にかけて行われた同調査において、当社は「技術開発段階からの国際標準化によって他国製品と差別化を図り、日本優位の水素サプライチェーン関連機器市場を創出」していることが、標準化によるイノベーション連携の促進にあたるとして、市場形成力指標が高い10社の一つとして選定されました。

当社は、2030年に目指す姿として定めたグループビジョン2030「つぎの社会へ、信頼のこたえを」において、カーボンニュートラル達成に向けた水素社会の実現を含む「エネルギー・環境ソリューション」に加え、「安全安心リモート社会」・「近未来モビリティ」を注力するフィールドとして位置付けています。今後も、これら注力分野における社会課題の解決に貢献するとともに、課題解決が市場価値として評価されるための仕組みづくり(ルール形成)に取り組んでまいります。

関連リンク:

2024年4月17日付け 経済産業省ニュースリリース「ルール形成型の市場創出に取り組む企業を公表します」

https://www.meti.go.jp/press/2024/04/20240417003/20240417003.html