仕事・人を知る
Interview04
ミサイル製造を通じて
日本の防衛力を支え
人々の暮らしを守り抜く。
2018年入社 H.Oさん
現在どんな仕事をしていますか?
ミサイル関連製品の組立・納入計画などを立案
私は第一生産技術部装備計画課の一員として、防衛省からの依頼に基づいた飛翔体(ミサイル)関連製品の組立から納入までの計画及び作業支援を行っています。組立作業ができるように手順書を作成したり、必要な部品や治工具が現場に届くように計画したりするのが主な役目です。航空機のものづくりと異なるのは、使いきりの製品であり、年間100発単位で大量に納入する点にあります。かなりの数に及ぶため、不具合が発生した際の原因究明などを含めて、よりスピーディーに対応することが求められるのが大きな違いです。
業務を円滑に進めるうえで何より大事にしているのが「報告・連絡・相談」です。関係部門の担当者と細かくコミュニケーションを取り、不具合を未然に防ぐことを意識しています。
入社のきっかけは何ですか?
完全週休二日制など、
労働環境にも魅力を感じて入社
私が当社に就職したのは、岐阜高専の専攻科時代に所属していた空気力学系の研究室の先輩が当社に入社しており、その方から仕事の詳しい話を聞いて興味が湧いたのがそもそものきっかけでした。業務内容もさることながら、「残業時間が少なく、完全週休二日制でホワイトな会社だよ」と言われたのが印象的でしたね。その後、工場見学にも参加したりしながら、大学での学びを活かせる分野で安心して働ける点に惹かれて入社を決めました。
入社後は、岐阜高専時代に学んだ材料学や力学の基礎知識が活きていると感じますね。卒論発表などを通じて、人前でプレゼンする経験をたくさん積めたことも役に立っています。
仕事のやりがい、印象に残った仕事を教えて下さい
富士演習場で行われたミサイルの発射試験に参加
現場作業者と相談しながら、組立作業を安全かつ効率的にできる方法を見つけることがやりがいです。現場の声を吸い上げながらより良い治工具を完成させ、感謝の言葉をもらえた時は特にうれしいですね。また、航空機の一部を構成するパーツを担当するのではなく、全体の図面を確認でき、飛翔体関連製品の完成品を見届けられる点も大きな魅力だと思います。
これまでの業務を振り返ってとりわけ印象に残っているのが、富士演習場で実施された川崎重工業が製作する飛翔体の発射試験に支援隊として参加した時のことです。自分の手掛けた飛翔体が狙った標的に無事的中する瞬間を目の当たりにした時には、これまでの苦労が一気に吹き飛ぶ思いがしました。
エンジニアとして叶えたい夢について教えて下さい
国を守ることにつながるシンプルにカッコイイ仕事
私が所属する装備計画課は、とても明るくアットホームな職場です。少数精鋭の部署ということもあり、仕事の話に限らずプライベートな話で盛り上がることもあり、何気ないことでも相談しやすい環境だと感じています。また、私が飛翔体のものづくりに惹かれたのは、シンプルにカッコイイと思えたから。自分が手掛けたものが日本を守る一助になる。そんな実感を持てる点もこの仕事の良いところだと思いますね。
今後は、担当製品に対してよりプロフェッショナルな存在になることが目標です。自分から自信を持って「何でも聞いてください」と胸を張って言えるような、部下や関係部門の人から信頼されるエンジニアになりたいです。
1日のスケジュール
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08:00
出社
- メールチェック
- 1日の予定確認
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08:30
生産技術業務
- 基幹業務システム(SAP)を用いた飛翔体の組立手順書作成や
図面変更に伴うプラン反映。 - 見積業務
- 不具合対応支援
- 現場作業支援
- 基幹業務システム(SAP)を用いた飛翔体の組立手順書作成や
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12:00
業務改善会議
- 業務の効率化に向けたアイデア出し
- ベストプラクティスの共有
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12:00
昼休み
- 食堂にて同期とランチ(会社補助あり)
- 売店でおやつ等購入
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13:00
生産技術業務
- 午前の業務の続き
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15:30
定例会議
- チーム内の仕事の進捗確認
- 業務改善活動の共有
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16:30
生産技術業務
- 午後の業務の続き
- 翌日の業務内容を確認
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19:00
退社
- 平均19時退勤
- 週1回以上は定時(17時退勤)です。
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19:30
帰宅
- 家事など
- ゲーム、動画鑑賞、筋トレ、金曜日は外食が多いです。(特にラーメン)

