仕事・人を知る
Interview02
C-2輸送機の
組立計画業務に携わり
電装業務を幅広く担う。
2024年入社 A.Hさん
現在どんな仕事をしていますか?
輸送機に使われるワイヤハーネスの組立計画を担当
私はC-2輸送機の組立計画業務に携わっています。航空機の生産技術は、機体の骨格である"構造"、空調などの"艤装"、そして機体を動かすために必要な"電装"の大きく3つの分野に分けられます。その中でも私は電装業務に携わっています。ワイヤハーネスと呼ばれる配線をどのような経路・順序で機体にルーティングしていくかを考える作業性検討および作業指示書作成のほか、作業に必要な治具の手配、不具合防止のための改善活動などを行っています。
入社後はOJTで仕事を覚えるのが一般的な流れとなっており、私は研修期間として1年ほど構造業務を経験した後、学生時代の学びを活かせる電装業務に移りました。入社3年間の指導員制度をはじめ、新入社員をきめ細かく指導する体制が整っているのも当社の魅力の一つだと思います。
入社のきっかけは何ですか?
夏の工場見学に参加し、
ここで働きたいと改めて感じた
元々飛行機が大好きだったこと、生まれ育った岐阜で働きたかったことから、この会社を選びました。子どもの頃には私の実家の上空を飛ぶ自衛隊機を見ながら「かっこいい」と思っていて、岐阜基地の航空祭に出掛けたことでさらに飛行機が好きになりましたね。就職活動を進めていた時には、当社の夏の工場見学に参加しました。機体のそばまで近寄ることができ、改めて自分が働きたい環境にマッチしていると感じられたことも入社の決め手になりました。
入社後は、学生時代に学んだ電気回路の基礎がとても役立っています。電流値や抵抗などの計算は全くと言っていいほど使いませんが、回路の基本的な知識があるおかげで、業務内容がすぐに理解できる場面も多いです。また、学生時代にレポートや発表資料をたくさん作成していたことが、資料をより分かりやすく作成するうえで大変役立っています。
仕事のやりがい、印象に残った仕事を教えて下さい
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」を肝に銘じる
自分が関わった仕事はどれも思い出深いものばかりですが、その中でも特に印象に残っているのは試作機の組立です。試作機ならではの不具合や問題がたくさん起きましたが、その都度一つひとつの問題に向き合い、解決に導くことができました。今後の業務を遂行する上でも大きな糧になったと思います。
日々の業務を進める中では、分からないこと、自分では解決できないことが発生した時、先輩方の助けや知恵を迷わず借りるように心がけています。"聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥"とのことわざがあるように、まだ経験が浅い自分一人で悩んでも解決しない場合がほとんどですから、積極的に質問することで自分の知識として吸収するようにしています。
エンジニアとして叶えたい夢について教えて下さい
現場からも同僚からも信頼される生産技術者になりたい
私が勤務する職場では、新入社員の席の隣に経験豊富な社員が座っていることが多く、何か分からないことや迷ったことがあればすぐに相談できる体制が整っています。生産技術特有のにぎやかな職場で、話したいことを気兼ねなく議論できますし、それに対して的確なアドバイスをもらえるのが良いところです。仕事だけでなく、プライベートな話題で盛り上がることも多いですね。
今後は、特定の誰かに業務が偏ることがないよう、作業の標準化を進め、誰でも一定の力量、一定の成果・品質で仕事ができ、均等な量の仕事を割り振れる環境づくりをしていければと考えています。また、生産技術者として現場からも同じ部署の同僚からも信頼される人間になりたいと思います。
1日のスケジュール
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08:00
出社
- メールチェック
- 一日のスケジュールの明確化
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08:30
生産技術業務
- 工程表作成
- 現場対応(不具合等)
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12:00
お昼休憩
- 社食
- 会社補助ありのため300円程度で食べられます。安い!
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13:00
チーム会議
- 電装チームでの週1回の定例会議
- 個人個人のタスクの進捗度合い確認や業務レビューなど
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15:10
生産技術業務
- 午前中の業務の続き(小休憩を挟みながら)
- 他課(設計等)調整
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13:00
NCプログラムチェック業務
- 他のメンバーが作成したプログラムのダブルチェック
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19:00
業務整理
- 翌日に向けて、ToDoリストの整理
- メールの整理
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19:30
退社
- 平均19:30頃退社
- 週1回、定時退社日あり
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20:00
帰宅
- 定時退社日は17:50頃帰宅
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21:30
就寝
- 毎日4:30に起きる習慣ができているので、遅くとも22:30には就寝
- 朝に自由時間を設けています

