VLCC「SAKURAGAWA」の引き渡し(川崎造船)

2009年06月08日

川崎造船は、6月5日に坂出工場において、KAW1612 SHIPPING S.A.(ケーエーダブリュ1612 シッピング エス エー)向け315,000重量トン型VLCC「SAKURAGAWA(サクラガワ)」(当社第1612番船)を引き渡しました。

本船の引渡、主要目ならびに特長は次のとおりです。

<引 渡>
2009年6月5日
<主要目>
全長 332.93 メートル
長さ(垂線間) 324.00 メートル
幅(型) 60.00 メートル
深さ(型) 29.00 メートル
満載喫水(型) 20.305 メートル
総トン数 160,068 トン
載貨重量 299,982 トン
荷油槽容積 351,618 m3
主機関 川崎-MAN B&W 7S80MC-C型ディーゼル機関×1基
連続最大出力27,160キロワット×76回転/分
航海速力 約15.58ノット
定員 35名
船級 日本海事協会(NK)
船籍 日本
<特 長>
1. 本船は、当社が新規開発した最新鋭タンカーで、マラッカ海峡を通航でき、日本の主要バースに入港できる船としては最大級の積載能力を有しています。
2. 燃料油タンク及びポンプルームを貨物タンク同様に二重船殻構造とすることで、万一の際の海洋汚染防止対策を施しています。
3. 省エネルギー対策として、フィン付きラダーバルブ(RBS-F)および高効率タイプのプロペラを採用しています。