VLCC「M.STAR」の引き渡し(川崎造船)

2008年12月04日


川崎造船は、12月4日に坂出工場において、PROBE SHIPPING S.A.(プローブ シッピング エス エー)向け315,000重量トン型VLCC「M.STAR(エム スター)」(当社第1590番船)を引き渡しました。

本船の引渡、主要目ならびに特長は次のとおりです。

<引 渡>    
    2008年12月4日
     
<主要目>    
全長   333.00 メートル
  長さ(垂線間)   324.00 メートル
  幅(型)   60.00 メートル
  深さ(型)   29.00 メートル
  満載喫水(型)   21.029 メートル
  総トン数   160,292 トン
  載貨重量   314,016 トン
  荷油槽容積   351,580 m3
  主機関   川崎-MAN B&W 7S80MC-C型ディーゼル機関×1基
連続最大出力27,160キロワット×76回転/分
  航海速力   約15.55ノット
  定員   32名
  船級   日本海事協会(NK)
  船籍   マーシャル諸島
 
<特 長>
1. 本船は、当社が新規開発した最新鋭タンカーで、マラッカ海峡を通行でき、日本の主要バースに入港できる船としては最大級の積載能力を有しています。
  2. 燃料油タンクを貨物タンク同様に二重船殻構造とすることで、万一の際の海洋汚染防止対策を施しています。
  3. 省エネルギー対策として、フィン付きラダーバルブ(RBS-F)および高効率タイプのプロペラを採用しています。