ばら積運搬船「ANNA-BARBARA」が進水(川崎造船)

2008年05月30日

 

 

 

川崎造船は、5月30日(金)午前11時15分、神戸工場においてパナマのPEONY SHIPHOLDING S.A.(ペオニー シップホールディング エス エー)向け55型ばら積運搬船「ANNA-BARBARA(アンナ バーバラ)」(当社第1608番船)の命名・進水式を行います。

本船は、当社が開発した55型ばら積運搬船の20番船で、進水後岸壁にて艤装工事を行い、2008年8月に竣工し、船主に引き渡す予定です。

なお、本船の工程、主要目ならびに特長は次のとおりです。

1. 工 程  
  進水 2008年 5月30日
  竣工 2008年 8月
     
2. 主要目  
  全長 約189.90 m
  長さ(垂線間長) 185.00 m
  幅(型) 32.26 m
  深さ(型) 17.80 m
  夏季満載喫水(型)  12.50 m
  総トン数 約31,000  t
  載貨重量トン数 約55,100  t
  主機関 川崎-MAN B&W 6S50MC-C MK7 × 1基
連続最大出力 8,200kW×110回転/分
  定員 25 名
  船級 日本海事協会
  航行区域 遠洋(国際)
     
3. 船の特長  
1) 船型は船首楼付き平甲板型で、5船倉を有し、積載貨物は穀類、石炭、鉱石、鋼材などで、これらの貨物の運搬に適した船倉形状としています。また、本船シリーズは当社が新しく開発した抵抗の少ない滑らかな船首形状を採用して従来船型と比べて燃料の節約を可能としています。
2) ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備しており、荷役設備のない港湾でも荷役作業が可能です。