LPG運搬船「REIMEI」の引き渡し(川崎造船)
2007年12月25日
![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||
川崎造船は、12月21日にSHERWOOD OVERSEAS S.A.(シャーウッド オーバーシーズ エス エー)向けLPG運搬船「REIMEI(レイメイ)」(当社第1586番船)を引き渡しました。 本船は、当社がこれまで建造したLPG運搬船として42隻目にあたり、同型船としては3隻目となります。 本船の引渡、主要目ならびに特長は次のとおりです。
<特 長> 1.本船には、当社が開発した新船首形状(SEA-ARROW)を採用し、船が航走する際に造る船首波による抵抗を極限まで減少させ、推進性能の大幅な向上を図っています。 2.低温で液化された石油ガスを積むため、船体から独立して収縮する貨物タンクを4区画の船倉内に4基設けています。 3.貨物タンクには、-46℃までの低温液化石油ガスを積み込むことができるように低温用特殊鋼材が使用され、周囲は発泡ウレタンを用いた防熱が施されています。 4.主機関には、省燃費型の超ロングストローク2サイクル低速ディーゼル機関が採用されており、さらに川崎フィン付ラダーバルブ(RBS-F)の採用により、燃料消費量の低減が図られています。 |