子会社の合併について

2006年12月14日

 


 

  川崎重工は、100%子会社であるカワサキプラントシステムズ(株)(以下、Kプラント)とカワサキ環境エンジニアリング゛(株)(以下、KEE)の両社取締役会において決議された、両社の合併について、お知らせします。


1.合併の目的

当社は、本年9月に川崎重工グループの新たな中期経営計画「Global K」を策定し、「エネルギー・環境関連事業」を当社グループを支える新たな柱に育成する方針を打ち出しました。当事業分野においては、クリーンエネルギー関連および環境施設等に関して、優れた独自技術により先進的な企画・提案を行うトップエンジニアリング企業を目指し、組織の組替えやM&A等により、「エネルギー・環境関連事業」の育成・拡大を図ることとしました。
2007年4月1日に合併するKプラントとKEEは、それぞれ「エネルギー・環境関連事業」でコアの一つとなり得る事業を有しており、両社の合併は、「Global K」の基本戦略の一環として、「エネルギー・環境関連事業」の育成を加速するために実施するものです。
両社は合併を通じて、それぞれが保有する広範なエネルギー・環境関連分野の技術力と製品を融合・強化するとともに、販売面・組織面等で効率性を高め、事業競争力の更なる強化を図ります。合併新会社は、世界的に今後ますます重要になってくる「エネルギー・地球環境保全分野」におけるトップエンジニアリング企業への飛躍を目指します。

当社は合併新会社に対して、営業・技術・資金を含む経営支援を行い、川崎重工グループとしての総合力を高めるとともに、「Global K」の実現を通じ、グループ企業価値の向上に努めてまいります。


2.合併新会社の概要

(1) 合併時期
  2007年4月1日
(2) 合併方式
  KEEを存続会社とする吸収合併
(3) 会社名
  カワサキプラントシステムズ株式会社
(4) 資本金
  85億円(当社100%出資)
(5) 代表者
  取締役社長 林 敏和
(6) 売上高
  850億円程度(2007年度見込み)
(7) 従業員数
  約910人(合併時)


(参考)合併当事会社の概要

  カワサキプラントシステムズ(株) カワサキ環境エンジニアリング(株)
本 店 神戸市中央区東川崎町3丁目1番1号 同左
設立等 1983年4月設立、2005年4月川崎重工のプラント事業を承継 1986年6月設立、2006年10月川崎重工の環境事業を承継
資本金 50億円 35億円
事業内容 各種プラントの設計、製造、据付、修理および販売 都市ごみ焼却プラント、産業廃棄物処理プラント、資源リサイクル設備、水処理施設等の設計・建設・販売ならびに修理等
代表者 取締役社長 林 敏和 取締役社長 守岡 修一