建設機械を「CONET2006」に出展

2006年06月01日

 


AUTHENT 90ZV-2

  川崎重工は、7月13日から16日までの4日間、幕張メッセ・国際展示場で開催される「CONET2006 建設機械と施工技術展示会」(主催:社団法人 日本建設機械化協会)に建設機械2機種を出展します。

今回当社は、「CONET2006」のテーマである「けんせつきかい、未来への挑戦!」に沿う最新鋭機である、オフロード排ガス新法「排出ガス第三次基準値」に対応したホイールローダ「AUTHENT 90ZV-2」と世界最速の高速型除雪ドーザ「AUTHENT 55DV」の2機種を出展し、多用途ニーズへのきめ細かな対応に取り組む企業ポリシー(One Focus Complete Solutions カワサキは一人ひとりのお客様を大切にします)と環境・安全・作業効率などの卓越した技術力を訴求しています。

1.用途別コーナーに展示する「AUTHENT 90ZV-2」

ホイールローダは、砂利砕石や産廃、除雪、製鉄、化学、畜産など様々な現場で原料や製品の積込みと運搬に使用されます。用途別コーナーでは、ホイールローダに要求される多様な顧客ニーズにきめ細かく対応する当社の企業ポリシーを訴求します。
展示車「AUTHENT 90ZV-2」(海外向け参考出品車)は、リサイクルなど環境保全のニーズの高まりに応える産廃仕様車で、特長は次の通りです。
容量4m3の大型バケットを装着
オフロード排ガス新法「排出ガス第三次基準値」に適合したエンジンを搭載
ELS(Efficient Loading System)の採用とエンジン制御の高度化による作業性の向上と低燃費化
故障診断機能の強化と故障箇所の液晶キャラクタディスプレイ表示による整備性を向上
産廃処理に適した次の仕様を装備
*保護:フロントガラスやランプ類のガード、ノーパンクタイヤなど
*防塵:サイクロン式プレクリーナ、キャブ内加圧装置、プレートフィンラジエータなど
*走行:LSD(リミテッド・スリップ・デフ)

2.除雪コーナーに展示する「AUTHENT 55DV」

38年間にわたる除雪機開発の経験が育んだ当社の除雪ドーザは、標準機7機種と高速型3機種の計10機種をラインアップしています。いずれもエアコンを装備するキャブや路面の凹凸から生じる振動を緩和するダイナミックダンパ、雪道でのスリップを抑制するLSD、運転席からプラウを交換できるクイックカプラなどの基本機能を装備するとともに、マルチウイングプラウやアングリングプラウなど様々な除雪条件に適合した各種プラウを用意しています。
今回は当社が誇る世界最速の高速型除雪ドーザ「AUTHENT 55DV(スノーバケット付き9.2t)、65DV(同11.7t)、70DV(Uブレード付き14.6t」」のうち、「AUTHENT 55DV」を展示します。高速型除雪ドーザは、標準機の最高速34km/hに対し、最高速49km/hおよび約2倍の発進加速により、一般交通車両の流れに乗り渋滞を引き起こすことなく、目的地までスムーズに回送することができます。
高速型除雪ドーザの特長は次の通りです。
国土交通省「排出ガス第ニ次基準値」と「低騒音基準値」に適合したエンジンを搭載
標準機と比較して大型エンジンを搭載し、ロックアップ付きオートマチックトランスミッション等を採用することにより最高速49km/hを実現
高性能ラジアルスノータイヤ、全油圧ディスクブレーキの採用による抜群の牽引力と安心の制動力
マルチウィングやアングリングプラウ、サイドシャッター、ロータリ除雪装置など豊富なアタッチメントを用意

※LSDとクイックカプラはオプション。