アルナ輸送機用品株式会社の株式取得について

2006年05月10日

 



 

川崎重工は、阪急電鉄株式会社より、同社が100%出資するアルナ輸送機用品株式会社(以下アルナ社)の全株式を5月10日に取得しました。

アルナ社は、鉄道車両・バス用の窓およびドアの専業メーカーとして高い技術力と生産能力に定評があり、国内では新幹線、近郊電車をはじめとする鉄道車両メーカーおよびバスメーカー向けに多数の製品を納入しています。海外においても、当社がこれまでに納入したニューヨーク市向け地下鉄電車(約1,300両)などにアルナ製窓を採用し顧客の高い評価を得ています。

今回の株式取得を機に、当社とアルナ社は連携を強化し、特に堅調な鉄道車両需要が見込まれている北米、アジア市場において、海外車両メーカーへの鉄道車両用窓およびドアの販売拡大を図っていく方針です。

アルナ輸送機用品株式会社の概要
(1) 商号:アルナ輸送機用品株式会社
(2) 所在地:岐阜県養老郡養老町沢田665-2
(3) 代表者:取締役社長 木下 統雄
(4) 設立年月日:2002年4月1日
(5) 売上高:約30億円(2002~2004年度平均)
(6) 営業品目:鉄道車両・バス用窓、ドア、バス停等広告機材
(7) 従業員数:92名(2006年3月末現在)