ばら積運搬船「MARITIME SETOSHIO」の引渡し(川崎造船)

2005年01月17日

川崎造船は、神戸工場において、ばら積運搬船「MARITIME SETOSHIO:マリタイム セトシオ」(当社第1556番船)を、パナマの船主であるHANDBELL SHIPPING S.A.(ハンドベルシッピング エス エー)へ引渡しました。
本船は、当社が新規開発した55,500DWTばら積運搬船の1番船です。

なお、本船の工程、主要目ならびに特長は次の通りです。

<工 程>
起工 2004年 6月22日
進水 2004年10月 2日
竣工 2005年 1月15日

 

<主要目>
全長 189.90 m
長さ(垂線間長) 185.00 m
幅(型) 32.26 m
深さ(型) 17.80 m
夏季満載喫水(型) 12.50 m
総トン数 31,000 t
載貨重量 55,500 t
主機関 KAWASAKI-MAN B&W 6S50MC-C × 1基
連続最大出力 8,200kW×110回転/分
定員 25 名
船級 日本海事協会
船籍 PANAMA
航行区域 遠洋(国際)

 

<本船の特長>
1) 船型は船首楼付き平甲板型で5船倉を有し、積載貨物は穀類、石炭、鉱石、鋼材などで、これらの貨物の運搬に適した船倉形状としています。
2) 各ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トン デッキクレーンを装備しており、荷役設備のない港湾でも荷役作業が可能です。
3) 主機関には軽量・コンパクト・高出力のエンジンであるKAWASAKI-MAN B&W 6S50MC-Cを搭載しています。