ばら積運搬船「BIG GLORY」が進水(川崎造船)

2004年12月20日

 

川崎造船は12月18日午前10時30分、神戸工場においてパナマのHANDBELL SHIPPING S.A.(ハンドベル シッピング エス エー)向けばら積運搬船 「BIG GLORY(ビッグ グローリー)」(当社第1557番船)の命名、進水式を行いました。
本船は、当社が新規開発した55,500DWTばら積運搬船の2番船で、進水後 岸壁にて艤装工事を行い、2005年2月に竣工し、船主に引き渡す予定です。

なお、本船の工程、主要目ならびに特長は次のとおりです。

1.工 程    
  起工   2004年 10月 5日
  進水   2004年 12月 18日
  竣工   2005年 2月

 

2.主要目    
  全長   約189.90 m
  長さ(垂線間長)   185.00 m
  幅(型)   32.26 m
  深さ(型)   17.80 m
  夏季満載喫水(型)   12.50 m
  総トン数   約31,000 t
  載貨重量   約55,500 t
  主機関   川崎-MAN B&W 6S50MC-C × 1基
      連続最大出力 8,200kW×110回転/分
  定 員   25 名
  船級   BV(ビューローベリタス)
  船籍   PANAMA
  航行区域   遠洋(国際)

 

3.船の特長
  1) 船型は船首楼付き平甲板型で、5船倉を有し、積載貨物は穀類、石炭、鉱石、鋼材などで、これらの貨物の運搬に適した船倉形状としています。
  2) 各ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備しており、荷役設備のない港湾でも荷役作業が可能です。
  3) 主機関には、軽量・コンパクト・高出力のエンジンである川崎-MAN B&W 6S50MC-Cを搭載しています。