ばら積運搬船"SUN MASTER"が進水

2002年01月28日


川崎重工は、1月26日午前11時00分、神戸工場において SANTA CLARA NAVIERA S.A.から受注した、ばら積運搬船"SUN MASTER"(サンマスター、当社 第1526番船)の命名、進水式を行いました。

本船は進水後岸壁にて艤装工事を行い、本年5月に完工し、客先に引き渡す予定です。

なお、本船の工程、主要目ならびに特長は次のとおりです。

工 程
起工 2001年10月31日
進水 2002年 1月26日
竣工 2002年 5月(予定)
主要目
船級 日本海事協会
船籍 PANAMA
航行区域 遠洋(国際)
全長 189.80 m
長さ(垂線間長) 181.00 m
幅(型) 32.26 m
深さ(型) 16.90 m
夏季満載喫水(型) 11.90 m
総トン数 約28,200 t
載貨重量 約50,000 t
主機関 KAWASAKI-MAN B&W 6S50MC-C × 1基
連続最大出力 8,090kW×127回転/分
定員 25 名

 

本船の特長
1) 船型は船首楼付き平甲板型で、5船倉を有し、積載貨物は穀類、石炭、鉱石、鋼材などで、これらの貨物の運搬に適した船倉形状としています。
2) 各ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備しており、荷役設備のない港湾でも荷役作業が可能です。
3) 主機関には、軽量・コンパクト・高出力のエンジンであるKAWASAKI-MAN B&W 6S50MC-Cを搭載しています。