岐阜県各務原市の小中学校・福祉施設にパソコンを寄贈

2001年12月28日

川崎重工は、航空宇宙カンパニーの岐阜工場(岐阜県各務原市)で業務に使用していたパソコン810台を岐阜県各務原市の小中学校ならびに社会福祉協議会を通じて関連福祉施設に寄贈しました。寄贈したパソコンは小中学校の情報教育および高齢者の福祉活動のツールとして使用される予定です。

今回寄贈したパソコンは、当社岐阜工場の航空宇宙部門の業務効率向上を図るために数年前に導入したものです。このたび、業務上パソコンネットワークのさらなる高度化への要求に対応するために、岐阜工場では現在のパソコンを更新することになりました。従来のパソコンは旧型とはいえ、ワープロや表計算、インターネットでの利用には十分な能力を有していることから、当社岐阜工場の所在地である同市の教育や福祉活動のために活用していただくことになったものです。

寄贈したパソコンの活用法については、同市の小中学校校長会ならびに社会福祉施設の先生方のご協力により、インターネットや学校間、校内でのLAN通信の教育など、具体的に検討されています。

なお、この同市諸施設への寄贈のほかに、岐阜盲ろう者友の会にもノート型パソコン30台等を、すでに寄贈しています。

当社はこれまでも、同市が運営する航空宇宙関連の公共施設として国内最大規模の体験型博物館「かかみがはら航空宇宙博物館」に、「川崎BK117型ヘリコプター」を2001年5月に寄贈しています。今後も当社は、先進の航空宇宙技術の開発を積極的に行うとともに、地域活動への協力などを通じて航空宇宙産業への理解を広める活動に貢献していきます。