潜水艦「そうげい」進水

2025年10月14日

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川崎重工は1014日、神戸工場第1船台において建造中の防衛省向け潜水艦「そうげい」の進水式を、本田防衛副大臣、星海幕装備計画部長、伊藤防衛装備庁装備官をはじめとする防衛省関係者ほかのご出席のもとに執り行いました。命名ならびに支綱切断は、本田防衛副大臣により行われました。

本艦は、「たいげい」型潜水艦の6隻目であり、戦後の当工場における建造潜水艦としては32隻目に当ります。

優れた水中運動性能と推進性能を持つ本艦は、船体に高い水圧にも耐える高張力鋼を使用し、新型主機を搭載しております。さらに、リチウムイオン電池採用による高い潜航性能を備え、各種システムの自動化、高性能ソーナー装備による捜索能力の向上及びステルス性能の向上などが図られているとともに、諸安全対策も十分に施され、女性乗員への対応も実施しています。
本艦の工程ならびに主要目は次のとおりです。

<工程>

起工 2023年3月28
進水 2025年1014
竣工 2027年3月(予定)

<主要目>

長さ 84.0 m
9.1 m
深さ 10.4 m
基準排水量 3,000 トン
主機関 川崎12V 25/31型 ディーゼル機関 2
推進電動機   1基・1
主要兵装 水中発射管 一式
その他 スノーケル装置 一式
ソーナー装置 一式

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