世界初公開「Z7 Hybrid」「Ninja 500」「Z500」および新たなカラー＆グラフィックの「Ninja 40周年記念モデル」をミラノショーで発表（カワサキモータース）

カワサキモータースは、11月9日(木)からイタリア・ミラノ市郊外で開催される「ミラノショー^※1」において、世界初公開となるワールドプレミアモデルとして、「Z7 Hybrid」「Ninja 500」「Z500」および、10月下旬に発表したZXRカラー＆グラフィックの「Ninja40周年記念モデル」に続く、新たなカラー＆グラフィックの「Ninja40周年記念モデル」を発表します。

今回発表・展示を予定している世界初^※2のストロングハイブリッド^※3モーターサイクル「Z7 Hybrid」「Ninja 7 Hybrid」そしてカワサキ初の電動モーターサイクル「Z e-1」「Ninja e-1」は、当社が2022年11月に発表したカーボンニュートラルに向けた方針^※4に沿った車種であり、お客様や社会のニーズに適応した製品・サービスを提供することで、カワサキブランドをさらに強化し、あらゆる可能性に挑戦していきます。

出展モデルの概要

■「Z7 Hybrid」

本年10月に発表したフルカウルモデル「Ninja 7 Hybrid」に続く、ストロングハイブリッドモーターサイクル第2の選択肢となるスーパーネイキッドモデル。「Z7 Hybrid」は、451cm³水冷並列2気筒エンジン、トラクションモーター、大容量の駆動用バッテリーを搭載。６速ボタンシフトミッション機構を採用し、「SPORT-HYBRID」「ECO-HYBRID」「EV」の3つのドライブモードや、モーターを搭載することで実現した今までにない数々の先進機能を備えています。また、スーパーネイキッドZシリーズのシャープで力強いデザインと、ハイブリッドモデルのスマートで高級感のあるイメージを融合させた、アグレッシブ＆クリーンなスタイリングを採用。環境性能とエキサイティングなパフォーマンスを兼ね備えた、カワサキの新世代スーパーネイキッドモデルです。

Z7 Hybrid

■「Ninja 500」

新しい排気量クラスの「Ninja」シリーズとして誕生した「Ninja 500」。新設計の451cm³水冷並列２気筒エンジンは、バランスのとれた出力特性と全回転域での力強い加速を実現。250ccベースの軽量スリムなフレームとのパッケージングにより、幅広いライダーが、日常走行を含む様々なライディングシーンを気軽に楽しめる一台です。
また、コンパクトな2灯式ヘッドライトを中心とした新デザインのフロントカウルは、アグレッシブかつ高級感のあるイメージを表現。スーパーバイク世界選手権など、カワサキが戦う最前線のレーシングシーンにインスパイアされた、Ninjaファミリーの一員であることがひと目でわかるスタイリングとしています。

Ninja 500

■「Z500」

「Z」シリーズに新たに加わった、500ccクラスのスーパーネイキッドモデル。エンジンとフレームの基本構造は「Ninja 500」と共通ながら、ワイドハンドルバーやアップライトなライデイングポジションなどを採用。積極的な車体コントロールを可能にし、ダイナミックでスポーティなライディングを提供します。また、デザイン面では、スーパーネイキッドZシリーズのフィロソフィーである「Sugomi^※5」を体現。新設計の3灯式ヘッドライトユニットをベースにしたフロントマスクや、コンパクトで流れるようなボディワークが、よりシャープでアグレッシブな新しいＺスタイリングを表現しています。

Z500

■「Ninja 1000SX 40th Anniversary Edition」「Ninja 650 40th Anniversary Edition」

スポーツツアラーモデルの「Ninja 1000SX」とオールラウンドスポーツモデルの「Ninja 650」に、往年の「Ninja / GPZ」シリーズが身に纏っていた「赤／黒／銀」のカラー＆グラフィックを採用。このファイヤークラッカーレッド＆エボニーのツートンカラーとシルバーストライプの組み合わせは、1985年モデルの「Ninja」（GPZ 900R）で登場し、その後1980年代の数多くの「Ninja / GPZ」シリーズにも採用された、当時のハイパフォーマンスモデルを象徴するカラー＆グラフィックです。また、「Ninja」や「Kawasaki」のロゴなども当時の形状を忠実に再現し、燃料タンクの上部にはゴールドを基調としたチャンピオンステッカー風の記念エンブレムを配するなど、「Ninja」生誕40周年を記念するにふさわしい仕様としています。

Ninja 1000SX 40th Anniversary Edition

Ninja 650 40th Anniversary Edition

※1	：	正式名称は、EICMA (Esposizione Internazionale Ciclo Motociclo e Accessori)。 欧州最大級のモーターサイクルショー
※2	：	主要メーカーの量産モーターサイクルとして世界初(スクーターを除く)、2023年10月6日現在カワサキモータース調べ
※3	：	ストロングハイブリッドシステムは、エンジンと電気モーターを組み合わせることによりパワフルな走行を実現し、また電気モーターのみでも走行可能なシステムです。
※4	：	関連リリース
		・	カワサキ初の電動およびハイブリッドモーターサイクルを出展（カワサキモータース） ～カーボンニュートラル実現に向けた方針を発表～ https://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20221109_1.html
		・	世界初公開　「MEGURO S1」「W230」「KLX230」「Ninja 40周年記念モデル」など16台を Japan Mobility Show 2023に出展（カワサキモータース） https://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20231025_1.html
※5	：	「Sugomi（凄）」は、カワサキのスーパーネイキッドモデルZが持つパフォーマンスとスタイリングのコアエレメント。「Sugomi 」が吹き込まれたZは、ストリートにおけるライディングエキサイトメントを追求。エンジンとシャーシのチューニングが優れたコントロール性能をもたらし、そのパフォーマンスはライダーの五感を刺激します。