福井県より「川崎式BK117C-2型 防災ヘリコプター」を受注

2014年10月16日

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川崎式BK117C-2型ヘリコプター

川崎重工は、福井県より最新鋭の「川崎式BK117C-2型ヘリコプター」を受注しました。本件は、「C-2型」の消防・防災ヘリコプターとしては12機目の受注であり、既存の防災ヘリコプターの更新機として福井県防災航空隊に配備される予定です。

「川崎式BK117ヘリコプター」(以下、BK117)は、当社と欧州のヘリコプターメーカーのエアバス・ヘリコプターズ社〔旧MBB社(メッサーシュミット・ベルコウ・ブロウム社)〕が共同開発し、民間向けとして初めて型式証明を取得した国産ヘリコプターです。

BK117は、機体後部に観音開きの大きなドアを備え、担架等の資機材の搬出入が容易なことに加え、広いキャビンスペース、コンパクトなボディ、優れた安全性や高い機動性などの特長が高く評価されています。多用途ヘリコプターとして、人員・物資輸送、警察、ドクターヘリ、報道など、様々な用途に適しており、多方面で活躍しています。1983年の初号機納入以来、当社納入分で163機(2014年10月16日時点)、エアバス・ヘリコプターズ社納入分を合わせると全世界で1,100機以上の納入を誇るベストセラー機です。

今後も当社は、優れた技術力と高い信頼性、国産機ならではのきめ細やかなサポート体制を活かし、「川崎式BK117C-2型ヘリコプター」の積極的な営業活動を展開していきます。

 【川崎式BK117C-2型ヘリコプターの主要諸元(基本モデル)】

①全長 13.03m
②全幅 1.73m(胴体)
③定員 11名(最大座席数)
④主な装備 自動操縦装置、ホイスト、ヘリコプターテレビ伝送システム等