ばら積運搬船「WESTERN AKIHABARA」の引き渡し
2014年07月08日
川崎重工は、7月8日に中国南通市の南通中遠川崎船舶工程有限公司(NACKS)において、HANDBELL SHIPPING S.A.(ハンドベル シッピング エス エー)向け61型ばら積運搬船「WESTERN AKIHABARA(ウエスターン アキハバラ)」(当社第8010番船/NACKS第NE155番船)を引き渡しました。
本船は、当社がNACKSと共同で開発した61型ばら積運搬船の1番船です。
本船の引き渡し、主要目ならびに特長は次のとおりです。
<引き渡し>
2014年7月8日 |
<主要目>
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<特 長>
1) |
船首楼付き平甲板型で、穀類、石炭、鉱石、鋼材などの貨物が積載可能な5船倉を有しています。また、各ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備しており、荷役設備の無い港湾でも荷役作業が可能です。 |
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2) |
省燃費型の電子制御式ディーゼル主機関および高効率タイプのプロペラ、さらに当社が開発したカワサキフィン付ラダーバルブならびにコントラフィン付セミダクト、および抵抗の少ない滑らかな船首形状を採用し、推進性能を向上させることにより燃料消費量を低減させています。 |
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3) |
主機関および発電機用エンジンは、海洋汚染防止条約によるNOx排出量二次規制に対応しています。 |