ばら積運搬船「ORIENT IRIS」が進水
2013年12月03日
川崎重工は、12月3日(火)午前11時15分、神戸工場においてリベリアのLEPATA SHIPPING CO., LTD.(レプタ シッピング カンパニー リミテッド)向け55型ばら積運搬船「ORIENT IRIS (オリエント アイリス)」(当社第1711番船)の命名・進水式を行います。
本船は、当社が新たに開発した省エネタイプの55型ばら積運搬船の1番船で、進水後岸壁にて艤装工事を行い、来年3月に竣工し、引き渡す予定です。
本船の工程、主要目ならびに特長は次のとおりです。
1.工程
進水 |
2013年12月3日 |
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竣工 |
2014年3月 |
2.主要目
全長 |
約189.90 m |
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長さ(垂線間長) |
187.00 m |
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幅(型) |
32.26 m |
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深さ(型) |
17.90 m |
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夏期喫水(型) |
12.50 m |
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総トン数 |
約31,700 トン |
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載貨重量トン数 |
約55,000 トン |
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主機関 |
川崎-MAN B&W 6S50ME-B8.2 × 1基連続最大出力 7,730kW×108回転/分 |
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定員 |
25名 |
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船級 |
日本海事協会 |
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船籍 |
シンガポール |
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航行区域 |
遠洋(国際) |
<特 長>
1) |
船首楼付き平甲板型で、穀類、石炭、鉱石、鋼材などの貨物が積載可能な5船倉を有しています。また、各ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備しており、荷役設備の無い港湾でも荷役作業が可能です。 |
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2) |
燃料噴射に電子制御方式を採用した新開発のME-B省燃費型ディーゼル主機関をはじめとし、高効率タイプのプロペラ、カワサキフィン付ラダーバルブならびにコントラフィン付セミダクト、および抵抗の少ない滑らかな船首形状を採用し、推進性能を向上させることにより燃料消費量を低減させています。 |
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3) |
主機関および発電機用エンジンは、海洋汚染防止条約によるNOx排出量二次規制に対応しています。 |
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