新型ジョークラッシャ「REXEジョー」を新発売(アーステクニカ)

2013年11月11日

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REXEジョー(RXJ4836)

 

川崎重工グループのアーステクニカは、新型ジョークラッシャ「REXE(レグゼ)ジョー」を、11月中旬より新発売します。

今回発売する「REXEジョー」は、コンクリート用骨材等の製造過程において、原料となる山や河川からの原石を200~400mm程度の粒度に破砕する一次破砕機です。
「REXEジョー」は、破砕室の形状変更や「新型セット調整装置」の搭載によって、業界トップクラスの破砕能力や作業性の大幅な改善を実現し、ランニングコストの低減と生産性の向上に貢献します。

今回発売する型式は、「RXJ4836」と「RXJ4230」の2機種ですが、今後は大型機についてもラインナップを拡充していく予定です。

 

□  「REXEジョー」の主な特長

 
 
 
 
 
(1)
 
高い破砕能力
      原料を破砕する刃を「V形」に配置した破砕室を装備し、破砕物の排出がスムーズに行えるよう、スイングジョーをストロークさせることで、「レ形」破砕室搭載の従来機に比べ、約15%の破砕能力アップを実現しました。
     

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「V型」破砕室の構造
 

(2)

 

作業性の向上

      粒度調整のための「新型セット調整装置」を標準装備することで、手作業で粒度調整を行う場合に比べ、作業時間を1/4~1/3に短縮することが可能となりました。これにより、一次破砕機の粒度調整を頻繁に実施することができ、作業性の向上およびプラント全体の生産性向上に寄与します。
 

(3)

 

シンプルかつ頑強な構造

      長年の実績と豊かな経験をもとに、摩耗頻度の高い本体部品を強化した、シンプルで頑強な構造を実現しており、長期間お客様が安心して使用できる破砕機となっています。

 

□  「REXEジョー」の仕様

 

 
  電動機出力 処理能力
RXJ4836 最大150kW 270~500 t/h
RXJ4230 最大110kW 215~420 t/h