米国向けに「カワサキグリーンガスエンジン」を初出荷

2013年10月17日

川崎重工は、東レ(株)の米国現地法人であるToray Plastics(America),Inc.社(以下、TPA社)向けに、「カワサキグリーンガスエンジン」を出荷しました。米国向けに「カワサキグリーンガスエンジン」を出荷するのは、今回が初めてとなります。

今回出荷した「カワサキグリーンガスエンジン」はTPA社から2013年4月に受注したもので、発電出力7,500kWの型式「KG-18-V」と、出力5,000kWの型式「KG-12-V」の計2台です。ともに世界最高の発電効率49.0%を誇る高効率タイプです。本設備はTPA社の自家発電所として、2014年2月末から運転を開始する予定です。

「カワサキグリーンガスエンジン」は、川崎重工が自社開発したガスエンジンで、49.0%に達する高い発電効率とNOx排出量200ppm以下(O=0%換算)の低排出量を誇る、経済性・環境性に優れた画期的なガスエンジンです。

エネルギーの有効利用と環境負荷の低減が求められる中、当社は今後ともガスエンジンを始めとした環境負荷低減に貢献する発電設備の提供、販売に取り組み、エネルギー・環境ビジネスを積極的に展開していきます。