ばら積運搬船「HINODE MARU」の引き渡し
2012年11月15日
川崎重工は、11月15日に坂出工場において、SUNMARINE MARITIME S.A.(サンマリン マリタイム エス エー)向け58型ばら積運搬船「HINODE MARU(ヒノデ マル)」(当社第1708番船)を引き渡しました。本船は、当社が開発した58型ばら積運搬船の25番船です。
本船の引き渡し、主要目ならびに特長は次のとおりです。
<引き渡し>
2012年11月15日 |
<主要目>
全長 |
197.00 m |
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長さ(垂線間長) |
194.00 m |
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幅(型) |
32.26 m |
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深さ(型) |
18.10 m |
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満載喫水(型) |
12.65 m |
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総トン数 |
33084 トン |
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載貨重量トン数 |
58,630 トン |
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貨物倉容積 |
73,614 m3 |
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主機関 |
川崎-MAN B&W 6S50MC-C7 ディーゼル機関 1基連続最大出力 8,630kW×116回転/分 |
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航海速力 |
約14.45ノット |
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定員 |
25名 |
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船級 |
日本海事協会(NK) |
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船籍 |
パナマ |
<特 長>
1) |
船首楼付き平甲板型で、穀類、石炭、鉱石、鋼材などの貨物が積載可能な5船倉を有しています。また、各ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備しており、荷役設備の無い港湾でも荷役作業が可能です。 |
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2) |
省燃費型ディーゼル主機関および高効率タイプのプロペラ、さらに当社が開発したカワサキフィン付ラダーバルブおよび抵抗の少ない滑らかな船首形状を採用し、推進性能を向上させることにより燃料消費量を低減させています。 |
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3) |
主機関および発電機用エンジンは、海洋汚染防止条約によるNOx排出量二次規制に対応しています。 |
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