205,000重量トン型ばら積運搬船「CAPE AZALEA」の引き渡し

2012年08月30日

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川崎重工は、8月29日に中国南通市の南通中遠川崎船舶工程有限公司(NACKS)において、KUMIAI NAVIGATION(PTE) LTD.(クミアイ ナビゲーション プライベート リミテッド)向け205型ばら積運搬船「CAPE AZALEA(ケープ アザレア)」(当社第1663番船/NACKS第105番船)を引き渡しました。

本船の引き渡し、主要目ならびに特長は次のとおりです。

 

<引き渡し>

   
2012年8月29日

 

<主要目>


全長
300.00  m
 
長さ(垂線間長)
295.00  m

幅(型)
50.00  m

深さ(型)
24.70  m

満載喫水(型)
18.20  m

総トン数
106251  トン

載貨重量トン数
208,025  トン

貨物倉容積
224,873  m

主機関
CMMS-MES Diesel Works-MAN B&W 6S70MC-C7×1基
連続最大出力 18,660kW×91回転/分

航海速力
約14.8ノット

定員
28名

船級
日本海事協会(NK)

船籍
シンガポール

 

<特 長>

 
1)
船体強度の信頼性向上のための新規則(共通構造規則:CSR)を適用し、高い安全性を確保しています。
 
2)
省燃費型ディーゼル主機関および高効率タイプのプロペラ、さらに当社が開発した川崎フィン付ラダーバルブを採用し、推進性能を向上させることにより燃料消費量を低減させています。
 
3)
燃料油タンクを二重船殻構造化し、甲板機器を電動化することにより、万一の際の海洋汚染防止対策を施しています。
 
4)
バラストタンクの腐食防止対策として定められた新塗装基準(PSPC)を適用し、塗装の高品質化を達成しています。