第2回日本オープンイノベーション大賞で経済産業大臣賞を受賞

2021年03月04日

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川崎重工は、Global Mobility Service株式会社(以下:GMS)、凸版印刷株式会社、リコーリース株式会社と共同で、「IoT×FinTechを活用したイノベーションによる新たな社会創造」の取り組みにより、内閣府が主催する第2回日本オープンイノベーション大賞・経済産業大臣賞を受賞しました。2021年225日に、新型コロナウイルス感染症防止のため、人数を制限した上で、表彰式が開催されました。

日本オープンイノベーション大賞は、我が国のオープンイノベーションをさらに加速することを目的とし、今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取り組みについて表彰・発信するものです。
経済産業大臣賞を受賞した「IoT×FinTechを活用したイノベーションによる新たな社会創造」は、ファイナンスを利用することができず、自動車を購入できない人に対して、エンジンの遠隔起動制御デバイスとクラウド上での決済システムを連携することで、働きぶりをデータから可視化し、新たな与信を創造することができる取り組みです。今回、本取り組みが「大手インフラ企業、ファイナンス企業、モビリティメーカー、自治体などとのコラボレーションで社会課題解決の経済合理性を創出し、サステイナブルなエコシステムをグローバルで構築した好事例のビジネスモデル」として評価されました。

また、同大賞において、「汎用的『知能ロボットコントローラ』の開発」の取り組みにより、当社従業員1名が他社4社と共同で内閣総理大臣賞を受賞しています。

当社は、FinTechによりフィリピンのトライシクルドライバーの新車購入と与信創造を支援するGMSに対し、2018年に他の上場企業とともに出資し、GMSSDG(持続開発な開発目標)の第一目標である「貧困をなくそう」をはじめとする、SDGsの7項目への取り組みを支援しています。今後においても、スタートアップや企業等と外部連携しながら、SDGsへ貢献するビジネス創造を積極的に展開していきます。

日本オープンイノベーション大賞について(内閣府ウェブサイト)

https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/prize/index.html