「BK117C-2型ヘリコプター」を宇宙航空研究開発機構(JAXA)に納入

2013年11月27日

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川崎重工は、独立行政法人 宇宙航空研究開発機構に最新式の「川崎式BK117C-2型ヘリコプター」1機を納入いたしました。本件は、「C-2型」ヘリコプターとして29機目の納入であり実験用ヘリコプターとして運用されます。

「川崎式BK117ヘリコプター」は、当社と欧州のヘリコプターメーカーECD社(ユーロコプタードイツ社)〔旧MBB社(メッサーシュミット・ベルコウ・ブロウム社)〕が共同開発したヘリコプターで、資機材の搬出入が容易なことをはじめ、広いキャビンスペース、コンパクトなボディーと機動性の良さなどが高く評価され、物資・人員輸送、消防・防災、警察、ドクターヘリ等、世界中で運用されています。

BK117は、国産ヘリコプターとして1983年の初号機納入以来改良を重ね、優れた技術力と高い信頼性により当社納入分(2013年11月27日現在)で162機、ECD社納入分を合わせると全世界で約1000機以上の納入を誇るベストセラー機です。

今後も当社は、日本におけるヘリコプターメーカーのリーディングカンパニーとして、研究開発、機体製造を継続し、日本の航空機製造の発展に寄与していきます。

 【川崎式BK117C-2型ヘリコプターの主要諸元】

①全長 13.03m
②全幅 1.73m(胴体)
③定員 11名(最大座席数)
④最大全備重量 3,585kg
⑤巡航速度 246km/h
⑥航続距離 675km(標準タンク)
⑦主な装備 自動操縦装置、実験用装置等