電気式気動車「GreenDEC®」が「グッドデザイン賞」を受賞
2026年10月15日


川崎車両の電気式気動車「GreenDEC®」(グリーンデック)が、2026年度「グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
「GreenDEC®」は、地域の鉄道公共交通維持・発展と非電化鉄道のカーボンニュートラル化の両立を目的に、川崎車両が開発した新しい標準型電気式気動車です。
現在、地域の鉄道インフラを取り巻く環境は、車両の老朽化や部品調達の困難化に加え、少子高齢化への対応やカーボンニュートラルの実現など、多岐にわたる課題に直面しています。このような背景のもと、「GreenDEC®」は、地域鉄道を中心とする鉄道事業者が広く共通して利用できる仕様・デザインを採用するとともに、一般的な電車との部品共通化や保守作業の効率化を考慮した設計としています。さらに、水素駆動などカーボンニュートラルに資する動力源への将来の置き換えに対応できるプラットフォーム設計も採用しています。今回の「グッドデザイン賞」の審査においても、汎用性の高さや地域目線でのものづくりが評価され、受賞に至りました。
「GreenDEC®」は、すでに複数の地域鉄道事業者での導入が決定しており、天竜浜名湖鉄道株式会社(静岡県)ではTHG100形として、甘木鉄道株式会社(福岡県)ではARe500形として、2026年春から営業運転を開始しています。
今回の受賞を励みにしつつ、今後も川崎車両は「GreenDEC®」を通じて社会課題の解決に取り組んでいきます。
【グッドデザイン賞について】
グッドデザイン賞は、1957年に設立された日本で唯一の総合的なデザイン評価、推奨を行う取組みです。単にものの美しさを競うのではなく、産業の発展とくらしの質を高めるデザインを、身の回りのさまざまな分野から見出し、広く伝えることを目的としています。
(グッドデザイン賞ウェブサイト)https://www.g-mark.org/
【参考リンク】
<プレスリリース>
新動力に対応できる電気式気動車「GreenDEC®」を開発 ~ 地域の鉄道公共交通維持と非電化鉄道の地球環境課題解決の両立を実現 ~(2025年12月19日)
https://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20251219_2.html
<川崎重工Webメディア "ANSWERS">
地域鉄道の未来をつなぐ ―Kawasakiの新型車両 「GreenDEC®」とは 【Part1】
https://answers.khi.co.jp/ja/mobility/260828j-01/
地域鉄道の未来をつなぐ ―Kawasakiの新型車両 「GreenDEC®」とは 【Part2】
https://answers.khi.co.jp/ja/mobility/260928j-01/
地域鉄道の未来をつなぐ ―Kawasakiの新型車両 「GreenDEC®」とは 【Part3】





