米国ミズーリ州Little Blue Valley Sewer District(LBVSD)下水処理施設向けに、 磁気軸受型曝気ブロワ「MAG Turbo M55」 に関する契約を締結
2026年05月18日
川崎重工は、米国ミズーリ州の公的下水事業体であるLittle Blue Valley Sewer District(以下、「LBVSD」)の下水処理施設向けに、磁気軸受型曝気ブロワ「MAG Turbo M55」を供給する契約を締結しました。
本契約は、LBVSDが運営する下水処理施設におけるエネルギー効率の向上および安定運転を目的として実施されるものであり、当社は「川崎MAGターボ」シリーズにおいて最大の出力を有する「MAG Turbo M55」を供給します。なお、本件は、米国の下水処理施設向けに「MAG Turbo M55」を供給する初めての事例となります。
「MAG Turbo M55」は、下水処理施設の生物反応槽に空気を供給する曝気用ブロワです。磁気軸受を採用することでロータを非接触で支持する構造とし、潤滑油を不要とすることで省メンテナンス、高い信頼性を両立するとともに、従来の機械式ブロワと比較して消費電力効率に優れた製品となっています。また、インバータによる回転速度制御とインレットベーン制御を組み合わせることで、高い部分負荷効率と広い風量制御範囲を実現しました。これにより、電力消費量の低減とフレキシブルな運用が可能となり、下水処理施設向けブロワとして世界トップクラスの省エネルギー性能を発揮します。
下水処理施設で使用される送風機設備は、本施設全体の電力消費量の中で約40%の割合を占めているため、大容量かつ高効率な「MAG Turbo M55」の導入は、施設全体のエネルギー使用量低減にも大きく寄与します。
当社は、2004年に「川崎MAGターボ」の初号機を納入して以来、国内外の下水処理施設を中心に豊富な納入実績を有しています。これらの実績に裏付けられた技術力、品質ならびに公的機関向け案件における契約履行能力が評価され、今回のLBVSDとの契約に繋がりました。
LBVSDは、米国ミズーリ州において地域住民の生活を支える下水インフラを担っており、「MAG Turbo M55」の導入を通じ、同地区の持続可能な水環境の維持およびエネルギー使用量の低減に貢献することが期待されています。
当社は今後も、高効率ブロワである「川崎MAGターボ」を通じて、下水処理施設の省エネルギー化および環境負荷低減に貢献するとともに、国内外の社会インフラ整備に積極的に取り組んでいきます。





