World Ports Conference 2025(世界港湾会議)に参加
2025年10月14日
川崎重工は、2025年10月7日(火)~9日(木)、国際港湾協会(The International Association of Ports and Harbors、以下IAPH)*が主催するWorld Ports Conference 2025(WPC2025)に参加しました。
WPC2025は、世界の海上貿易において不可欠な役割を担う港湾が抱える諸課題について議論する世界規模のイベントです。
当社は、スポンサー企業としてブース展示および神戸市が主催するサイトツアーに参加し、 多くの世界の港湾関係者に、当社の液化水素サプライチェーン構築に向けた取り組みについてスライドを交えて紹介し、商用化に向けた当社の進捗について肌で感じていただきました。 またサイトツアーには、約150名の港湾関係者が参加し、遊覧船にて海上から「Hy touch 神戸」「すいそ ふろんてぃあ」を視察し、そのスケールを体感いただきました。
10月3日(金)にはWPC2025に先駆け、IAPH技術作業部会Port Readiness Level Cargo Meetingが神戸市内で行われ、当社と技術研究組合CO2フリー水素サプライチェーン推進機構HySTRAが「Hy touch神戸」建設時の要件や運用上の安全管理、「すいそ ふろんてぃあ」実証データに基づくIMOレポートの提出に関するプレゼンテーションを行い、世界主要港の技術責任者との活発な議論を通じて、技術交流を深めました。
また、WPC 2025の前日10月6日(月)には、IAPH会長でありハンブルグ港湾局CEOであるイェンス・マイヤー氏らが大阪・関西万博「フューチャーライフ万博・未来の都市」を訪れ、当社が提案する未来のサステナブルモビリティを体感いただきました。
*IAPHは、世界の港湾の発展と港湾関係者の交流を目指して設立された世界の港湾管理者と港湾関係者が集まる唯一の国際NGO団体です


WPC2025ブース展示の様子


「Hy touch 神戸」のサイトツアーの様子
