マスターフレームワークを活用した融資契約を複数金融機関と締結

2025年01月31日

川崎重工は、昨年12月に、株式会社大垣共立銀行、株式会社十六銀行、株式会社中国銀行、株式会社みなと銀行、株式会社百五銀行と、本年1月に株式会社三井住友銀行、の合計6行と「マスターフレームワーク」※1を活用したグリーンローンでの融資契約を締結しました。202410月から、4ヶ月連続でのサステナブルファイナンスでの調達となります。また、今回の融資契約により長期有利子負債(長期借入金および社債)に占めるサステナブルファイナンスの割合は25%となります。

当社グループは、「グループビジョン2030」達成においてサステナブルファイナンスの活用が、資金調達面だけでなく、①魅力ある投資先であり続けること(Keep us invested)、②役職員一同の士気を高めること(Heat us for the goals)、③グループビジョン2030の認知度向上に貢献すること(Introduce us to stakeholders)、という効果をもたらすと考えており、これら3つのそれぞれの頭文字を取って、サステナブルファイナンスのKHI効果と名付けております。

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この効果を一層推し進めるため、当社グループは、長期有利子負債に占めるサステナブルファイナンスの割合をKPIとして定め、2030年には50%、2050年には100%を目標として設定しております。当社グループにとってのサステナブルファイナンス元年である2021年度から4年弱で25%となり、2030年までの10年間を均等に積み上げた場合に必要とされる年あたり5%を超える進捗を示しております。当社は今後とも、サステナビリティ経営の取り組みを加速させるとともに、ステークホルダーとのエンゲージメント強化に努め、SDGsの達成と持続可能な社会の実現に貢献していきます。

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1:マスターフレームワークについて

 https://www.khi.co.jp/pressrelease/news_231130-1.pdf

【参考リンク】

・三井住友銀行 関連リリース

 https://www.smbc.co.jp/hojin/financing/sustainable/kokusai/pdf/250131_01.pdf

・みなと銀行 関連リリース

 https://www.minatobk.co.jp/corporate/topics/campaign/file/1948/topics20241225.pdf

・当社のサステナブルファイナンスに関する取り組みについて

 https://www.khi.co.jp/ir/finance/

・グループビジョン2030について

 https://www.khi.co.jp/groupvision2030/