リージョナルジェット機用エンジン「PW1500G」「PW1900G」向け燃焼器の累計出荷1,000台を達成
2024年12月16日
川崎重工は、明石工場において、RTX社(米国)傘下のPratt & Whitney社(米国、以下P&W)が製造するAirbus社(仏国)のリージョナルジェット機(以下RJ機)A220用エンジン「PW1500G」、ならびにEmbraer社(伯国)のRJ機E-Jet E2用エンジン「PW1900G」向け燃焼器の累計出荷1,000台を達成しました。
当社はP&Wとの国際共同事業を推進しており、P&Wの革新的エンジンであるGeared Turbofan™ エンジンのコア技術である、ホットセクション(高温部)の燃焼器を担当しています。2017年に量産初品を出荷して以来、P&W社やエンジンカスタマーの需要に応え続け、この度、累計1,000台出荷という節目を迎えました。
当社は、長期的に旺盛な需要が見込まれている「PW1500G」「PW1900G」プログラムの発展に寄与すべく、製造能力の増強に取り組むなど、増産に向けた体制強化を進めています。
今後も当社は、燃焼器の製造を通してエンジン開発技術力の高度化、生産基盤の強化を進めるとともに、P&Wとの更なる協業を通じて、民間航空機用エンジン事業の発展に注力していきます。
P&W関係者と明石工場で累計1,000台出荷記念式典を開催
PW1500G/1900Gエンジンと燃焼器
©2024 RTX Corporation,Pratt & Whitney division. Reproduced with permission.