ダッカ6号線向け都市高速鉄道車両の初編成車両到着式典を挙行
2021年05月14日
2021年5月11日にダッカ6号線車両基地で、ダッカ6号線向け都市高速鉄道車両(以下、MRT)の初編成車両到着式典が挙行されました。
式典の様子
式典には、バングラデシュのObaidul Quader大臣(インターネットでリモート出席)を始めとするバングラデシュ道路交通橋梁省高官、ダッカ6号線の施主であるDhaka Mass Transit Company LimitedのM. A. N. Siddique社長など、日本側からは伊藤直樹特命全権大使および独立行政法人国際協力機構 (JICA)の早川友歩バングラデシュ事務所長が参加し、式辞を述べられました。また、式典後には、初編成車両の車内視察が行われました。本車両は、2021年3月4日に神戸港から出荷、4月23日に現地車両基地に到着し、編成復旧作業などを終えています。
ダッカ6号線はバングラデシュで初めて建設されるMRTで、日本政府によるバングラデシュにおけるインフラ整備支援事業の一つとして、JICAとバングラデシュ政府の円借款契約により建設が進められています。
「車両基地内で出発を待つ初編成車両」
当社は、今後も海外での鉄道⾞両ビジネスを積極的に展開するとともに、インフラ整備の一環として都市交通建設計画が進む開発途上諸国での鉄道整備を通じて、経済の発展および安全・安⼼な社会の実現に貢献していきます。
※同式典は、十分な感染症蔓延防止策を施した上で実施しました。
(関連リンク)
2021年3月4日プレスリリース
「ダッカ6号線向け都市高速鉄道車両の初編成を出荷」