カワサキレーシングチームのジョナサン・レイ選手がスーパーバイク世界選手権で史上初の6連覇を達成、自身の持つ連覇記録を更新~カワサキはマニュファクチャラーズタイトルを6年連続で獲得~

2020年10月19日



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川崎重工のファクトリーレースチームである「カワサキレーシングチーム」からスーパーバイク世界選手権(以下、WSBK)にNinja ZX-10RRで参戦しているジョナサン・レイ選手が、1017日のエストリルサーキット(ポルトガル)における第1レースで史上初となるシリーズ6連覇を達成、自身の持つ連覇記録を更新しました。
また、カワサキは、ジョナサン・レイ選手やアレックス・ロウズ選手(カワサキレーシングチーム)、シャビ・フォレス選手(カワサキ・プセッティレーシング)らの活躍により、マニュファクチャラーズタイトルも6年連続で獲得し、連続獲得記録を更新しました。

■ジョナサン・レイ選手のコメント

「(レース直後なので)今は気持ちをうまく整理できていませんが、今シーズンは素晴らしい旅でした。コロナ禍で大変な状況にも関わらず、レースを開催してくれたオーガナイザーやサーキットに感謝しています。この場にファンや家族、友人がいないのは寂しいですが、彼らの支えで今シーズンを乗り切ることができました。昨年と同じくシーズン序盤で出遅れがありましたが、みんなの応援もあり、決して諦めませんでした。大変な旅でしたが、今私はとても幸せです。」

■「Ninja ZX-10RR」の概要

Ninja ZX-10RR」は、レーサーレプリカと呼ばれる最尖鋭のカテゴリに属するモデルで、スーパーバイクでの勝利を目的として開発された。一切の贅肉をそぎ落としたスパルタンなデザインが魅力。
Ninja ZX-10R」シリーズは、本モデルを含めて全4車種、「Ninja ZX-10R ABS」「Ninja ZX-10R」「Ninja ZX-10RR」「Ninja ZX-10R SE」をラインナップ。

※スーパーバイク世界選手権:FIM(国際モーターサイクリズム連盟)公認の市販車最高峰のロードレースで、ヨーロッパを中心に世界を転戦する。車両規格は、公道走行用の市販車で、4ストローク2気筒1200cm3以下、3・4気筒1000cm3以下のエンジンを搭載したマシンであることが条件。マシンの改造範囲は制限されており、市販車に近い仕様でレースが行われることから、ベースとなるマシン本来の性能が証明される場として世界的に高い人気を誇っている。