防衛省向けC-2輸送機の量産初号機が初飛行に成功

2016年05月17日

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川崎重工は、本日、当社岐阜工場において、C-2輸送機の量産初号機の初飛行に成功しました。

C-2輸送機の量産初号機は、午前11時28分に航空自衛隊岐阜基地を離陸し約3時間の飛行を行った後、無事着陸しました。

今回初飛行に成功したC-2輸送機は航空自衛隊のC-1輸送機の後継機です。防衛省が次期固定翼機哨戒機(XP-1)と共に2001年度より2機種同時開発を進めているものであり、当社は主担当企業として協力企業をはじめとする開発参画企業とともに開発作業を進める一方、2011年度にC-2輸送機の量産初回契約を受注し、量産機の設計、製造作業を進めてきました。

今後は、当社岐阜工場において引き続き飛行試験を実施し、防衛省への2016年度納入に向けて総力を挙げて取り組んでまいります。