健康管理を経営的視点から戦略的に取り組む企業として2年連続で「健康経営銘柄」に選定

2016年01月21日

川崎重工は、このたび、従業員の健康管理を経営的な視点で考え戦略的に取り組む企業として、テーマ銘柄である「健康経営銘柄」に2年連続で選定されました。

「健康経営銘柄」は、東京証券取引所と経済産業省が共同で選定するテーマ銘柄で、東証上場企業の中から、業種別に健康への取り組みが特に優れた企業が選ばれます。
「健康経営が経営理念・方針に位置づけられているか」「健康経営に取り組むための組織体制が構築されているか」「健康経営に取り組むための制度があり、施策が実行されているか」「健康経営の取り組みを評価し、改善に取り組んでいるか」「法令を遵守しているか」などの評価に加え、ROE(自己資本利益率)の直近3年間の平均が業種平均以上であるかも加味されます。

当社は、「人間尊重」と「健康第一」の理念のもと、従業員の安全と健康を守ることが企業の重要な使命であると考え、健康課題に対して様々な施策を実施しています。近年は、メンタルヘルス不調対策や生活習慣の改善に注力しています。
メンタルヘルス不調対策としては、専門医による相談体制の強化を図るほか、過重労働による健康障害防止のため、定時退場日の設定や年次有給休暇の取得奨励に加え、時間外労働の多い職場を「労働時間改善指定職場」と指定し、長時間労働抑制に向けた改善に取り組んでいます。
生活習慣の改善策としては、健康保険組合や労働組合と協力し、従業員とその家族を対象とした健康づくりキャンペーン「カワサキ健康チャレンジ」を実施して積極的な参加を推奨しています。

当社は、これからも従業員の健康の保持と増進に向けて、全社一丸で取り組んでいきます。

※健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

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選定企業発表会〈当社 執行役員 福島 賢一(右)と発表会プレゼンター 潮田 玲子氏(左)〉

「健康経営銘柄」ロゴマーク