世界最高水準の発電効率を誇る「カワサキグリーンガスエンジン」を受注

2011年03月09日

 

川崎重工は、世界最高水準の発電効率を誇る「カワサキグリーンガスエンジン」を受注しました。

今回受注したガスエンジンは、発電出力7,800kWのシリーズ最大機です。本ガスエンジンは国内大手化学メーカーが自家消費する電力・蒸気・温水を供給するためのコージェネレーションシステム用であり、当社はシステム全体の設計から機器製作、据付、試運転まで工事一式を請け負います。 

「カワサキグリーンガスエンジン」は、当社が自社開発したガスエンジンであり、世界最高水準の発電効率48.5%ならびにNOx排出量200ppm以下(O2=0%換算)という低排出量を誇る、経済性・環境性に優れた画期的なガスエンジンです。同じ出力クラスのガスエンジンと比較して燃料費を5%以上削減することを可能とし、またNOx排出量が少ないため全国ほぼ全域で脱硝装置が不要です。さらに、軽量・コンパクトであり、電気着火方式の採用により液体燃料を必要とせず、30~100%という幅広い運転領域において高い発電効率を維持することができるといった特長を有しています。

エネルギーの有効利用と環境負荷の低減が求められる中、当社は今後ともガスエンジンを始めとした環境負荷低減に貢献する発電設備の提供、販売に取り組み、エネルギー・環境ビジネスを積極的に展開していきます。 

【製品についての問い合わせ先】
川崎重工業株式会社 機械ビジネスセンター 発電機器・システム営業部
TEL(03)3435-2211  FAX(03)3435-2022 E-Mail:green-ge-sales@khi.co.jp