「HTV/H-ⅡBロケットの開発」が、第39回日本産業技術大賞 文部科学大臣賞を受賞

2010年04月07日

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「HTV/H-ⅡBロケットの開発」が、第39回日本産業技術大賞(日刊工業新聞社主催)の文部科学大臣賞を受賞し、4月7日に贈賞式が行われました。開発に携わった当社を含むメーカー11社も同時に同賞を受賞しました。

HTVは国際宇宙ステーションに実験機材や物資を輸送するための宇宙輸送機で、同時に開発されたH-ⅡBロケットにて2009年9月11日に初めての打ち上げに成功しました。

当社は、H-ⅡBロケットの開発課題のひとつであるHTV用フェアリング(ロケットの先端部でHTVを格納し保護する)の開発を担当しました。従来のH-ⅡAより全長が3m延長され、加わる荷重が約1.5倍に拡大しており、H-ⅡAをベースにしながらも、設計を全面的に見直しました。